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人生はじめての無双状態 躁 2

躁の状態の自分の様子を、もう少し思い出したので、
続きを書きます。

6 横柄な態度になる(自分は偉いと思っている)

夏休み勤務中に、zoomでのレポート発表会があった。
司会者、発表者がいて、おそらく聞いている人は、2〜30人程度。

私の聞き方はといえば、天才ガリレオ風(福山雅治)だ。
発表者の発表と同時に、白い紙に発表内容がまとまっていくだけでなく、
質問したいこと、感想、もっとこんな展開もありますよなんていう意見も書く。
発表が終えて、司会者が質問を促すと同時に、手を挙げてアピール。
だって、発表者が発表してる間に、意見なんてまとまってるんだもん。

タチが悪いのは、何度も何度も質問することだ。
もちろん、他の人が手を挙げていれば遠慮はするが、
誰も手を挙げない隙があれば、もうこれは、自分の番だ。
ふつう、このような研修会では、1人1質問で遠慮する。

7 無性に人と連絡が取りたくなる

頭の中には、常にアイデアがうずまいていて、
次は何をどう実現させてやろうかと企んでいたから、
「◯◯さんたちとキャンプに行きたいな」
「◯◯さんとサシ飲みしたいな」
など、友達や知り合いを巻き込んだ計画もある。

私は、とある先輩先生に、授業作りの相談をしていた。
その先生が研究しているような進め方で、ぜひ授業を進めてみたいと。
その先生は、朝早くに起きて神社を歩く習慣があることを知っていたので、
授業の経過報告を、朝6時ごろのLINEで送っていた。

一度、「ちょっと連絡が早すぎる(笑)」とジョーク混じりに怒られて、
少し反省はしたものの、また送りたい気持ちを我慢できなくて、
二度目に早朝LINEを送ったら、LINEでだけど本気で怒られて、
「◯◯さんとは縁を切りたくないから本気で話すね。
早朝のLINEと、たくさんのLINEに、正直困ってる。やめて欲しい。」
本気で謝って、態度を改めた。

8 無計画なムダ遣い(思いとどまってよかったーって話)

美容師さんと話をしていて、
世の中、もっといろんな暮らし方があっていいのにって話になった。
夫婦、独身以外の枠組みがあってもいいのにって。
「シェアハウスを建てたいなあ」って言ったら、
美容師さんは、「私もそこに住まわせてください!」って言ってた。

よく覚えてないけど、そんな話を職場で仲のいいおじさん先生に相談していた。
優しくて真面目な先生なので、真剣に話を聞いてくれた。
数日後、放課後の廊下で呼び止められて、
「新居建てる話、考え直した方がいいよ」と真面目な顔。
「新居建てるとなるとさー…」
アパートの利点、新居の利点、持ち家だとどんなにお金が出ていくのか、
って話をすごく真剣に、具体的に話をしてくれた。

つまり、私はけっこう本気で、新居を建てようと思ってたってことなのかな。
おじさん先生が本気で私を止めるほどにね。
私が1億円くらい持ってたら、シェアハウス建ててたかな。

9 服の趣味が派手になった

本と同様、この時期、服もたくさん買っていた。
ふだんは、あまり派手でない、ボーイッシュな服を好んできている。
この頃は、いつもより派手な服が欲しかった。
アロハシャツみたいな、でもアロハ柄ではないみたいな。

今思うと、「服の趣味が派手になった」というよりも、
「人の目が気にならなくなり、好きなものを好きなように着るようになった」
ということだと思う。

ちなみに、テレビを観ていて気になる商品を見つけたときは、
その場でAmazonで検索して注文してた。ものすごい行動力だった。


ひとつひとつのエピソードが長くなってしまいました。
でも、どれもこれも、「いつもの私」では起こり得ない出来事です。
こういうことを本当は、家族と共有して、次に来る「躁」に向けて、
対策を練らなきゃいけないんだろうなと思うのですが……



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