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高校生の読書紹介1 「容疑者Xの献身」

こんにちは!
さとう です!

今回紹介するのは…

容疑者Xの献身/東野圭吾  文春文庫

東野圭吾先生の「容疑者Xの献身」です!
最近「沈黙のパレード」が映画化され、注目を浴びているガリレオシリーズ。「容疑者Xの献身」は初めての長編で、直木賞を受賞しています。

あらすじは以下。
天才数学者であり、高校教師を務めている石神は、密かに思いを寄せている靖子と靖子の一人娘が前夫を殺害したことを知りました。彼女たちの犯罪を完全に隠し通すため完璧なまでの計画を練るのですが、かつての友人である物理学者、湯川学がその謎を解明することとなります。

一言で言います。
軽々しくこんな言葉を使うのはどうかと思うのですが、

本当に衝撃です。
真相を知った時、文字通り「息をのみ」ました。

三人称で展開されるため、私たち読者は犯人側の考えも、警察側の捜査状況もすべて分かった気でいます。
いいえ、実際分かってはいるんです。
そして、それこそが「盲点」でした。
 
騙されるのは警察だけではありません。
靖子たちも、読者も騙されます。

そして、全ての謎が解明された時、私たちはタイトルの意味を真に理解出来ることでしょう。

 読んだことがない方はぜひ読んで頂きたいです。
読んだことあるよ!という方も、1度読み返してみてはいかがでしょうか☺️


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