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自由と安定のバランス◎フリーランスで時間単価制、意外とアリかも。

今年の夏からこつこつ始めていたライターのお仕事。
フリーライターの案件となると、文字単価や記事単価が決まっているお仕事が多いと思うのですが、私の場合、現在軸になっているのは時間単価制のお仕事です。

ここはもう好みの問題というか、向き不向きもあると思うのですが、意外とアリだなーと思う点がたくさんあったので、ご紹介したいと思います。
(あくまで私がお世話になっているところは、こんな感じ。っていうお話なのでご参考までに!)

時間単価制とは

勤務時間に対して報酬が決まるもの。
ライターの仕事を探していると、1文字2円とか、1記事1,500円とか、納品する成果物に対して報酬が決まっているパターンが多いと思うのですが、時間制の場合は時間ベース。簡単に言うと時給制みたいな感じです。

私の場合は、事前に1か月間の希望勤務時間を報告して、月給を決定。2週間ごとにシフトを提出しています。体調不良など急なお休みがあった場合は月内で調整し、どうしてもズレてしまう場合はその分お給料も増減されるというルールになっています。
ちなみに今は月48時間、12月からは56時間になる予定です。

デメリット

そのまんまですが、作業する時間が決められてしまうことです。
好きな時間や流動的な隙間時間に働けるのがフリーランスのメリットだと思っている人からすると、自由度は下がってしまうためデメリットと言えます。
私の場合、作業できるのは平日の昼間と決まっていたので、あまり不便さは感じていませんが、子どもの急な体調不良の時など、お休みの連絡やシフト調整をしなければならないのは、ちょっと面倒だなと感じます。

メリット

固定の月給が入る

フリーランスの場合、どうしても収入が不安定な面がありますよね。
特にライターを始めたばかりの頃は、1記事書くにも時間がかかってしまい、時給換算するとかなり効率が悪い働き方になってしまうことも。時間単価制で、作業した分一定の収入があるとわかっていると、安心感があります。

オンオフの切替えがしやすい

いつでもどこでも仕事ができるというのはフリーランスの大きなメリットだと思いますが、その分スイッチのオンオフが難しいなとも感じていました。
他のことをしている間にも「本当はあの仕事もやっちゃいたいのに…」と頭の片隅に仕事がチラつき、どこか落ち着かない。
会社員経験があった身からすると、いきなり完全にフリーって嬉しいけど慣れなくて…なんかそれはそれで難しいんですよね(笑)
シフトで時間が決められていると、それ以外の時間に作業はできないので、「勤務時間以外はオフ」と完全に割り切れて気が楽になりました。
特に、子どもと過ごす時間は、しっかり子どもに集中して向き合えるようになったのが嬉しい!仕事とプライベートのメリハリがついたことでQOLが上がった気がします。

集中できる工夫がされている

成果物に対しての報酬ではない分、企業側としては、決められた時間内に最大限集中して取り組んで欲しいと思っています。
そのための工夫として、私がお世話になっているところでは、勤務時間中は常時ZOOMを接続しておくというルールがあります。(音声はミュート、休憩時はカメラもオフ)
最初は少し抵抗もありましたが、実際に勤務していると以下のようなメリットも。
・在宅ながらも適度な緊張感がある
・だらけず集中できる
・一緒に働く人たちの顔が見られる
・質問や相談がすぐにできる
(保育園の送り迎えでどちらにしろ着替えや化粧はするので、そこはあまり気になりません。)

また、ライターの作業効率やライティングスキル向上のために、定期的に研修などを実施しています。オンライン研修や動画視聴、資料提供など方法はさまざま。
マニュアルやフィードバックもしっかりしていて、実務を経験しながら勉強させていただいているという感覚。
(しかもその間もお給料が発生しているなんて、なんて良心的なのだろう…その分、仕事で返せるように頑張ろうと思えます。)

おわりに

まだ始めてから2か月目ですが、既に感じているメリットを書いてみました。私の場合は、こちらの時間単価制のお仕事の他に、2つの記事単価制のお仕事を並行して行っています。シフト以外の空いた時間に記事単価のお仕事をすることで、「好きな時間に好きな場所で仕事をする!」という憧れのワークスタイルも叶い、このバランスが今のところちょうど良いかなと思っています。
周りのライターさんでも時間単価のお仕事をしている人がいなかったので、珍しいのかもしれませんが、もともと会社員だった人には意外としっくりくるかもしれません!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。



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