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「高崎山」の思い出
わ子供の頃、母が連れて行ってくれる所は、いつも「高崎山自然動物園」でした。
「高崎山自然動物園」って知らない人はいないと思いますが、野生の猿を餌付けして、山の万寿寺という寺の境内の広場に猿が集まってくる場所を観光にしている所です。
ここにも『朝倉文夫』が作った初代ボスの「ジュピター像」があります。
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「うみたまご」という水族館も隣接していて、大分市一番の観光地です。
そうです。ここは、大分市なのです。
別府の事を語ったので今回は大分市の事も語りたいと思います。
何故、「高崎山自然動物園」に連れて行ってもらっていたかと言うと、この「高崎山自然動物園」に母の従兄弟が当時、勤めていたからです。
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猿写って無いけど、、、
身内の特権で、広場の真ん中にある監視小屋に入れさせてもらった事もあります。窓ガラスにネットを張ってあって、たまに、ネットに張り付く猿から見られることがあり、どっちが猿で、どっちが人間なのか解らなくなる様な感覚になったものです。
おじさんから、ピーナッツをもらった事もありますが、後で考えるとそれって猿のエサだったのかもと思います。
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その「高崎山自然動物園」から海の方に降りていくと、国道の反対側に当時、「マリーンパレス」がありました。
1964年からの水族館で、今は「うみたまご」と言われていて、2004年に建て替えられました。
「マリーンパレス」は、世界初の“潮流式回遊水槽”という大きな水槽があり、海女が魚に直接餌を与える餌付けがショーがありました。
当時は大変人気になっていたそうです。
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魚の輪くぐりや、テッポウウオの餌取りのショーや、電気うなぎの放電の数値の掲示板があったり、ラッコのバスケットなどありました。
建て直して「うみたまご」になっても楽しめる場所です。
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その「高崎山」ですが、私が小さい頃、路面電車で行っていた記憶がありました。
調べてみると、やっぱりありました。
1972年まで、大分駅から国道10号線沿いのJR日豊本線沿いに、別府の亀川駅まで「大分交通別大線」という路面電車が走っていました。
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歴史は古く、全国でも電気鉄道としては、京都、名古屋、大師、小田原の次に開業した電車でした。
1900年開業です。
「高崎山」の麓に「別院前停留所」というのがありました。
「別院前」というのは、猿達が集まる寺の正式名が、「万寿寺別院」と言うからです。
長い歴史で、車の増加などから廃止になってしまいましたが、持ち主の「大分交通」は、今、
大分県内でバス会社として運営していて、“高崎山自然動物園前”というバス停があります。
路面電車復活のウワサもありましたけどどうなんでしょう。
エコで海を望む電車は良いですよね。
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