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野外活動で

市が運営する教室は、地域の公民館行事もあり、色々なイベントがありました。
例えば、蛍の見学会に参加したりもしましたし、
野草を取って食べる会に参加したりもしました。

わらびとりは毎年やってます。


野草を取って食べる会では、一般公募で、子供達二人で参加させたら、周りにはおじさんおばさんばかりで、子供は自分たちだけだったそうですが、一緒に野草を探したり調理したり、食べたりと「孫」の様に良くしてくれたそうです。子供達もいつも側に曽祖父、祖父母がいて、年配者とは慣れていた為か楽しく過ごす事ができた様です。

ある時は、山奥で秘密基地の様な場所を作って楽しんでいるおじさん達のピザ作りのイベントに行きました。
男のロマンだそうで、手作りのトイレなどはルールがあり、入り口の乾燥した葉っぱをトイレットペーパーがわりにしないといけません。トイレから出たら外のレバーを一周させないといけません。と、自然の中でのバイオトイレでした。

こんなシステムらしい


流石に、使用するのも怖くて入っていませんが
山奥にはいいトイレだと思いました。
子供達はそれぞれピザ生地を伸ばし、好きな具材を乗せ、おじさん達の手作りピザ窯で焼いて貰いました。それを、おじさん達の手作りの小屋の中や、外に並んでいる、手作りのテーブルに椅子に座って味わいました。喜んでいる子供達を見て、満足しているおじさん達に、感謝して帰りました。

そういえば、真冬のキャンプもありました。テントの中で、寝袋に包まって一晩明かすというものです。

このイベントは、子供達を施設に預けると、親は家に帰らないといけないものでした。
2人の子供を預けて子供達のいない夕食も寂しく、布団に寝ている子供がいないのも初めてで凄く心配になったのを覚えています。
次の日、迎えに行くと、頬を赤らめニコニコと
近づいてくる子供達は少し大きくなった様に見えました。
「寝袋暖かかったから、全然、寒くなかったよ!」と元気に報告してくれました。

そんな市が運営する野外活動ができた我が子供達はとても恵まれていたと思います。
田舎に住むのも悪い事ではありませんね。

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