知識教養よりも『親の信念』
社会人20年が経ち、独立起業した今、ふと思うことがある。
知識・教養のための教育 < 親の信念
親の信念とは・・・。
私は自分でそれほどすごい人間だとは思わないが、自分の人生に後悔なく今も人生を楽しんで前に進んでいる。
そんな私はこれまで自分の進路・就職・結婚・起業などすべて自分の判断で決めてきた。
私の親は基本『私の意見を尊重』して、いつも見守ってきてくれた。
おそらく、とても胃が痛いときもあったと思う。
ほとんどこれまでの人生の選択に親は口出しをしてこなかった。
しかし、そんな私でも幼少期に以下のことを父親・母親から教わってきた。
『喧嘩をするときは、自分よりも年上もしくは自分よりも強い相手を喧嘩をしろ!でも、絶対に自分から手を出すな!その代わり手を出されたら倍にして返せ!』
これが唯一、父が私に教えてくれたことだ。
それから私の母は他人から何かをもらったら、必ず直接お礼を言うように何度も何度も教えられてきた。お礼を言わなかったときはいつも温厚な母も、とんでもなく怒る。
親の信念はその親にしかわからないのですが、子どもの行動につい口を出したくなるような行動がその親の信念のヒントになるのではないでしょうか。
親は子どもの進路や就職に口を出すのではなく、暖かく見守る。
口を出していいのは、親が大事だと思う信念・約束を子どもが破ったときだけ。そん時にめちゃくちゃ怒ってやればいい。
だからこそ、親はその信念を磨くことをしなければいけない。
いつも深く考えることしなければいけない。
どんな子に育ってほしいのか。それが信念を作ることなんだと思う。
それを怠って、親が腐った信念を持っていれば、負の連鎖は次の世代にも引き継がれてしまう。
今の時代、一番教育が必要なのは『子ども』ではなく、『親』なのかもしれない。
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