敵国条項 連合国側は利敵行為と為したと判断した 枢軸国側を安全保障会議の承認なしに攻撃できる❓️😬

憲法改正に反対する人はこの敵国条項を持ち出すことが多いです。

でも 敗戦国は とんでもないものを押し付けられているなと感じたのがこの敵国条項。

戦争により確定した事項を無効に、また排除した場合、侵略政策の再現に備える場合も敵国に軍事的 経済的制裁を加えることができるということらしいです。

第53条第1項後段(安保理の許可の例外規定)は、「第二次世界大戦中に連合国の敵国だった国」が、戦争により確定した事項を無効に、または排除した場合、国際連合加盟国や地域安全保障機構は安保理の許可がなくとも、当該国に対して軍事的制裁を課すことが容認され、この行為は制止できないとしている[11]。また敵国の侵略政策の再現に備える地域的取極がなされている場合も、安保理の許可がなくとも敵国に対して制裁(軍事的若しくは経済的な。憲章第7章定義)を課すことができる。

ロシアは連合国に入っているようです。

ということは ウクライナに防弾チョッキや経済支援をすることは 連合国に対する利敵行為として、安全保障理事会の承認なしに日本を攻撃できるということ❓️

日防隊の石濱さんのお話から そんな風ににも解釈できそうなのですが 間違った認識なのでしょうか?

で 日本にとっては 台湾有事の際に 台湾を支援したり守ろうとしたときに 中国から利敵行為して攻撃を受けるということ❓️

こちらの方を心配している声が大きいようですね。

でも 考えれば この国連もおかしいことだらけ。

日本が第二次世界大戦で戦い 負けた1945年に 中華人民共和国はなかったのです。

中華人民共和国が建国したのは1949年。

1945年の時点で、中国は今の中国ではなく内乱で 台湾に逃れた国民党政府の中華民国だったはず。

アルバニア決議というもので 国連の安全保障理事会の戦勝国としての地位が中華民国から中華人民共和国に移ったようです。

で 連合国は

 アメリカやイギリス、中国、ロシア も入っているんですよね。

日本政府の見解では、第二次世界大戦中に憲章のいずれかの署名国の敵国であった国とされており、日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランドがこれに該当すると例示している

日本、ドイツ、イタリア のほかに東欧の国にやフインランドも 敵国条項の対象国  …のようです。

こう見ると 国連もいい加減なものですね。

戦勝国は自分たちが正義だとして敗けた国家を締め上げて きましたが  今は戦勝国同士が価値観の対立で 争う状況にあります。

人間の作ったものに 永遠のものはなく戦勝国のおしつける 「正義」「国際法」も恣意的に使われます。

日本は 核兵器廃絶を国連に毎年訴えているようですが 中国 ロシアの反対で採択されることはありません。核を持たない国は核を持つ国に従わざるを得ない状況に追い込まれることを 現実の世界政治の世界で知っているからです。

核保有国同士は戦わず、核を持たない国に代理戦争をさせて自らの利権を護ろうとしているように見えます。

そんななか 日本は自らを護ろうとするなら、日本こそが 核保有をしなければ生き残れない状況にあるというのが リアルな国際政治の常識ですが

悪法もまた法なりと

 法に従い毒をあおったソクラテスのように

日本はソクラテスのように 理想に殉じて死を厭わない崇高な信念で 核廃絶を訴え、平和憲法9条を護ろうとしているのでしょうか。

とても そんな信念があるとは思えないのですが…

情緒的に  戦争は悪 核兵器は 悪としか思っていないような気がします。

これからも来る日本人、生まれてくる日本人に 本当に日本を残すことができるのだろうかと、そんな思いが日々去来します。

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