東條英機の霊言 「大東亜戦争の真実を語る」を読んで思ったこと

これはは 2013年5月に収録された霊言です。
民主党から政権を取り戻した安倍内閣が勢いがあった頃
日本の戦後レジームからの脱却を安部さんならやってくれるのではないかと保守層から思われていた時期でもあります。

同時に慰安婦問題や 南京事件問題で
中国や韓国からの非難が集まり 
憲法改正への流れに 抵抗する勢力の声が日本でも大きくなっていた頃です。

A級戦犯として処刑された東條英機は 戦争で亡くなった300万人の方々の苦しみを一身に背負っておられました。

この 霊言は やはり 重くて
簡単には取り上げられない
気持ちはあるのです。

刊行された当時からみても 日本の状況は
さらに悪くなっているように感じます。

今の日本の政府の舵取りが日本国民を
不幸にするような選択をし続ける背景には
日本には主権がなく 自分の国を護る
防衛力をアメリカに依存してしまった
ということが大きいと思います。

そして 同時に日本人から 信仰心が
奪われてて 物質的な生存が何より大切だと
なったことが
今だけ、金だけ、 自分だけ 

 と揶揄される人を生み出してしまった
とも思えるのです。


日本の神々は、戦争責任を取らなかった。高天ヶ原、妖怪の巣窟と化し、国民と軍人は、何十年と、火炎と飢餓の中を逃げまどった

この 大川隆法総裁のなかに箴言のなかにある意味を最近よく考えるのです。

それは、本来 国民の幸福に責任を持たねばならないものが保身に走って 責任逃れをしてしまった

ということに尽きるのではないかと思われます

誰がやっても変わらないと思う人が多く
投票率は低迷したまま。

 利権の構造のなかで 得をする人たちだけが
せっせっと選挙の投票に行くけれども 
それ以外の人は 選挙よりもサッカーや野球などのスポーツ観戦に盛り上がっています。


霊言収録に際して大川隆法総裁が話されている部分の抜粋です。                                             

2013年当時 安倍政権が憲法96条 から改正議論を出していた頃です。

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  安倍総理に関しましては、タカ派として強気で行っていたのですけれども、昨今は、参議院予算委員会の答弁で、「村山談話」に関し、「趣旨的には踏襲しつつも、侵略の事実日本ついてだけは認めない」というあたりで、ようやく、しのいでいました。かなり押し込まれてきた感じを受けます。
(注。2013年4月22日の参議院予算委員会での答弁。なお、本霊言収録後の5日後に行われた、5月15日の参議院予算委員会においてで安倍総理は「村山談話」を取らないめぐる答弁を修正し「全体を受け継ぐ」と表明した)
やはり、これは、これは、閣僚や国会議員が、多数、靖国参拝したあたりで、韓国や中国を刺激したせいでしょう。しかし、その中国はと言えば、アメリカからあれだけ言われても、いまだに、尖閣の領空・領海侵犯を煩瑣にしておりますし、国内の洗脳も進めているようで、習近平の息がかかった学者の書いた論文には、「琉球は、清朝時代に中国のものであったが、日本側軍事的に勝手に取った」というような内容が載っています。
 確かに、あの国は武力をもって国民を信じさせられるので、繰り返し繰り返し百回もやられたら、その通りに信じるようになるのかもしれません。なお 沖縄には中国の味方のような主要新聞が二つもありますので、実に危険な状態であると思います。
 ただ 、争点の一つとして、靖国参拝問題を契機とした問題があるとは思うのです。
 私は、「ヒトラーとムッソリーニは地獄に堕ちている」という話はしておりますけれども、昭和天皇に関しては、戦後、長生きされたことも関係があるかもしれませんが、高天ヶ原に還っておられるようで、ヒトラー達とは行き先が違うわけです。もちろん中国等からすれば、「戦争責任は天皇にもあるのではないか」というような思ってはいるでしょう。
 また開戦時の首相である東條英機については、過去「地獄に行っているだろう」とは言っていたのですが、「かつては高天ヶ原の神々の一柱であったのではないか。しかし、敗戦や、戦争で三百万人の人が亡くなった、そのためにも責任からと地獄に行っているのだろう」とも言っています。

実は東條英機を筆頭に、A級戦犯、十数名が祀られている靖国神社は、戦後にできたわけではありません。明治維新の志士たちも祀っている、昔からあった神社ではあり、別にA級戦犯を英雄にするためにつくられた神社ではないのです。
こうした靖国神社参拝問題も絡めて、時代が大きく転回するというか、善悪の判定のところが大きく動くと思われます。
明治時代には、日清、日露戦争で勝った者たちが天国へ還っていることは確認されているけれども、先の大戦で負けた者は地獄へ堕ちているのかどうか。要するに単なる勝ち負けで決まってしまい、勝った者は「勝てば官軍」で天国へ行き、負けたものだった責任をとって地獄に堕ちるのか。
 しかし、政治家の場合、暗殺されたら天国に還って神様になっていることも多いので、この辺の仕組みには難しくて分からないところがあります。

このお話から窺えるのは

霊界の事情には 天国 地獄の判断が難しいケースがあるということでした。
個人の善悪の立場を越えて
国家の為に 戦い敗れた者の善悪の判定です。


*霊言のなかで 憲法改正について

東條英機の霊は 次のように答えています。

憲法については、まあ、私は、別に「護憲」でもいいと思っていますよ。必ずしも、「変えなければいけない」とは思っていません。
 ただ、その「護憲」をとる条件としては、
「現在の日本国憲法は、アメリカが英文でつくったものを日本語に訳させ、日本にそれを認めさせたものである。アメリカに押しつけられ、受け入れざるをえなかった憲法である」ということをアメリカ国民に告知し、全員に知っておいてもらう必要があると思う。

公開霊言 東條英機 「大東亜戦争の真実」を語る

 「そういう憲法になっているため、日本は自分独自で国を守れない状態になっている。この憲法をつくったのはアメリカ人であり、戦後、日本が何も反論できないときに、これを無理に受け入れさせたものだ」ということを、きちんとアメリカ国民全員に知らせ、確認させなければ駄目ですよ。
 しかし、今のアメリカの若い人たちは、そんなことをほとんど知らないので、「日本が勝手に戦わないだけだから、滅びたってしかたがない。なぜ戦わないのか。自分らで『戦いたくない』と言っていて、それで侵略されたとしても、それは自業自得だ」と思うだろう。
 だから、「アメリカが憲法を押し付けて、これを日本に守らせたのだ」ということを、アメリカ人にきちんと認識させた上で護憲派でいくなら結構です。「アメリカ人の若者が、代わりに血を流してくれる」というのでしたら、私は別に(憲法を)変えなくても構わないと思いますよ。
 ただ、現実には、アメリカ人の大部分は、そう思っていないはずです。またヨーロッパ人の半分は、「日本は核武装している」と思っている。
だから、日本人だけが、「自分たちは平和を謳っている国で、諸国民もそう信じている」と信じ込んでいるんですよ。やはり、ここをきっちりしないと駄目だと思いますね。

公開霊言 東條英機 「大東亜戦争の真実」を語る


そして、 アメリカバイデン大統領は 以前以下のように発言されていました。
日本の憲法はアメリカがつくったと。

この言質をしっかり取って 外交上有利に運ばないといけなかったのでしょうが

日本政府も 日本の国会議員も 日本人も
何となく
これだけでもう アメリカ政府が
守ってくれると


思い込んでいるだけではないでしょうか。

この霊言集には 他にも考えたいことが数多くあります。

また書こうと思っています。





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