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ルックバックを見た


先週映画ルックバック見てきた。
なんか映画の感想書くの久しぶりすぎて
何て書いていいかわからない。。

前回も漫画が原作の映画のレビュー。

今回も漫画原作です。

〜あらすじ〜

「チェンソーマン」などの藤本タツキによるコミックを原作とする青春アニメ。小学4年生の少女が、漫画好きという共通点を持つ不登校の少女と共に漫画制作にまい進するも、やがて衝撃的な出来事が起こる。二人の少女の声を俳優の河合優実と吉田美月喜が担当。監督を『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の演出やアニメ「ライジングインパクト」シリーズのキャラクターデザインなどを担ってきた押山清高が務め、アニメーション制作をスタジオドリアンが手掛ける。

小学4年生の藤野は学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメートから絶賛されていた。ある日、藤野は先生から不登校の京本が手掛けた4コマ漫画を学生新聞に載せたいと告げられる。そのことを機に藤野と京本は親しくなっていくが、やがて成長した二人に、全てを打ち砕く出来事が起こる。

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⚠️以下ネタバレ含む!


漫画は以前に読んでたけど、改めて読み直してから映画館へ。

泣くつもりなかったんだけど、
動いて、息して、歩いてる藤野と京本を見て
そしてこの後起こる事を考えて
なぜかそれだけでウルウルきてしまって、
2回は泣いた。

2人で街に出てクレープ食べたりしてはしゃいでるところとか。


話を長尺にする事なく、潔く1時間に
まとめてあって、アニメーションとしても美しかったし、
音楽も素晴らしかった。

"漫画って描くの大変じゃん。"

「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるの?」
と京本が問う。それの明確な答えは劇中に出てこない。"背中で語る"という形で
見た人に答えを委ねられる。


その答えは何だと思う?と友達から問われて、えーとえーと、とネットサーフィンするけど、、

考えるけど、答えが出ない。

私は映画館で何を見てきたんだろう。


子供がルックバックの映画特典でついてきた
緑色の表紙の漫画をパラパラと読んで、
「どうして漫画には色がついてないの?」
と聞いた。

私は高校、大学と漫画部だったので
ページ1枚仕上げるのがどれだけ大変かわかる。

これ全部に色つけてたら、仕上がらなくなっちゃうからだよ、と子供に説明した。

劇中で2人が漫画を描いてるシーンが浮かんだ。
時に布団を持ち込んで泊り込みながら。
季節が変わっても描き続ける。

その描写が美しかった。

漫画を描き続けるには、集中力が必要で、
漫画を描く原動力というかエンジンを動かすためのガソリンがいる。

藤野にとって"京本へのリスペクト"が藤野にとってのガソリンで、
それはのちに美大に進んだ京本にとってもたぶん同じだった。

お互い道は違くても、離れてても影響し合える存在で、
京本が亡くなった後も、ずっと尊敬の念を忘れずにいる。それを原動力にして頑張ってる。

描く事で、描き続ける事で京本と繋がり続けられる。。

藤野ちゃんはなんで描いてるの?
の答えは、、やはり見た人
それぞれの中の答えに委ねられる。。のかな。


もし見たら感想コメント欄で教えて下さい。


おしまい





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