相手の自己重要感を満たす事の重要性

皆さん、こんにちは。
久々に更新を致します、お元気ですか?

さて、本日は「相手の自己重要感を満たす事の重要性」について書かせて頂きます。

仕事・家族・趣味仲間・地域コミュニティー等、私達は様々な人達と関わり合いながら日々過ごしています。
様々な相手と良好な関係を築いていく事は仕事・プライベート問わず非常に重要です。
しかし、関わる人間の全てが自分にとって合う相手ではないし、中には合わない相手もいるでしょう。
自分の家族でさえ、時と状況によっては上手くいかない事もあると思います。
私は管理職に初めてなった時、部下との関係で苦労しました。
「うまくコミュニケーションが取れない」「うまくリードが出来ない」「心に距離がある感じを受ける」等々。。

「相手と良好な関係を築く」上で、私は「相手の自己重要感を満たす事」が非常に重要であると考えています。
「自己重要感」とは何かと言いますと文字通り「自分は重要な人間(存在)であると言う感覚」です。
この「相手の自己重要感」を満たす事が出来れば、大体の相手と良好な関係を築けるようになります。

何故ならば、人は自己重要感を満たしてくれる相手の事を心地よく・好意的であると思うからです。
「自分の事を認めてくれる人」「自分の事をよく知ってくれている・理解してくれている人」「いつも自分の事を気にかけてくれる人」の事をあなたはどう思いますか?
基本的には好意的な相手になりますよね?少なくとも嫌な相手ではないと思います。
人は誰しも大なり小なり「承認欲求」を持っており、相手に「承認される」事により「自己重要感が満たされる」のです。

最近のSNSでの投稿はどうでしょう。
自身の近況報告としてSNSを使用(投稿)している人も多いと思いますが、最近の投稿は嚙み砕きますと「私って凄いでしょ?イイね押してよ」と言う投稿が多いですね。
極端な言い方をしますと「自己顕示欲・承認欲求の塊」です。
「人間の本質かな」と思いながら、よくSNSの投稿を眺めています。
(最近はこの「自己顕示欲」と「承認欲求」が間違った方向に行き、某回転寿司チェーンでの問題動画が上がったりもしましたが・・・)
「イイね」を押してもらえたらとても嬉しいし、自分が認められた感覚になれているのかと思います。
勿論、私も人並みに「承認欲求」があります(SNSでの投稿はしなくなってしまいましたが。。)。

さて、それでは相手の自己重要感を満たすためには、何をすればよいのでしょうか?
色々とありますが私が特に実践している事は下記3つです。

  1. 相手に興味を持つ・相手の事をよく観察する

  2. 相手を直接褒める、認める

  3. 陽口(ひなたぐち)を言う

1についてですが、まずは兎に角相手に興味を持って観察して下さい。
本当は自然とできるのがよいのですが、まずは意識的に行っていきましょう。
興味を持って観察をする事によって、その人のよい所・その人が好きなもの・その人のこだわり等、色々なものが見えてきます。
そうすれば、後は簡単です。
その人のよい所やこだわりを褒めてあげたり、その人が好きなものの話題を振ってあげたりするだけです。
1をおこなって2に移行していく感じですね。
褒める以外では「認めること」も重要です。
これは文字通り相手の存在を「認めること」ですが、それはよい時も悪い時も、そしてどちらでもない普段から相手の存在を「認める」「気付く(見ている)」事です。
私が特に重視しているのは、普段からと言うところです。
ここは本当に意識的にやらないと出来ない部分だと思います。
しかし、これが出来る人は相手の自己重要感を満たすのがかなり上手です。
そして3についてですが、陽口(ひなたぐち)を活用して下さい。
陽口とは陰口の逆で、その人がいない所でその人の事を褒めたりする事です。
Aさんがいない所でBさんにAさんの陽口を言うのです、そしてBさんがAさんに会った時に「そう言えば、勢木部長がAの最近の仕事ぶりにえらく感動していたよ」と言ってくれたらこっちのものです(笑)
Aさんの自己重要感爆上がりです。
少々やらしい感じもしますが、仕事でもプライベートでも活用できますので是非頭に入れておいて下さい。

と言うわけで、今日は「相手の自己重要感を満たす事の重要性」について書かさせて頂きました。
皆様も相手の自己重要感をしっかりと満たして、良好な関係を築き素晴らしい日々を送って下さい!



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