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鳥の声が好きって君は言った

「鳥のこえが空に響くのを聞くのが好きなの」君はつぶやいた。
「どうして、朝、あんなに一所懸命、鳥たちがさえずっているか知っている?」
「朝の空気は、特別なの。その空気を一所懸命、からだに入れようと必死になっているからなのよ」
うれしそうだった、君の横顔。

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