MY LITTLE LOVERの時代

落ち込む準備はできている。
そんな予感がする日がある。

ここ数日私は奥田民生やらPUFFYやら
MY LITTLE LOVERやら
過去の素晴らしかった音楽にもぐり込んでいる。
ドラえもんのでんでんハウスみたいに
もう心に反響して心地がいい。

今はアウェイ感がすごくて、
自分だけ間違った時代にいるみたいだ。
素知らぬ顔をして、しれっと紛れているけれど、
一人だけ間違っていないかとビクビクして、
どうやったって自分を変えられる気配なんかないのだ。
新しい時代に賛同しているというのに、
染み付いた昭和と平成。
ここはなんて落ち着くんだ。

実際にノスタルジーを使って、
心を癒す療法があるんだそうで、
立ち止まっていると認めたくはないけれど、
間違いなくそうだ。
一方で、そんな自分を責めている。
前へ進め!

私はまだ叱られる準備をしている。
そして、落ち込む準備を。
音楽は色褪せないけれど、
私は色褪せて行く。
どうかもう少しだけ、
この色づいた世界の中にいさせてくれ。















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