毎月一定期間落ち込む話

どうやら月の半分以上は
私は「私なんて」と言いながら
過ごしているらしい
生理の一週間前から10日後位まで続く
私の生理周期はとても短いので、
「私なんて」と考えずに過ごせる時期は
一週間もない計算だ

自分の失敗やダメなところを数えて、
自分なんかいなくなってしまえばいいのに、と思う
うちひしがれて、なぜ生きなくてはならないのかと考える
もう無理だ、歩きたくない

もう何十年も(ということは何百回も)
繰り返しているのに、この絶望に慣れない
絶望し、復活する
慣れた頃にまた不安が襲う
祈るような気持ちで過ぎ去るのを待つ
本当は私は自分が好きなのに

人と一緒にいたくない
落ち込むから
人は私に何かを強制しようとする
強く何かを言ったり、意味もなく攻撃したり
泣いたり傷付いたり勝とうとしたり慰めてもらおうとしたり
悪口を言うのを見ているのも嫌い
要するに人と一緒にいると起こりうる、
すべてのことが嫌いなのだ

それなのに、私はそれらのことが
うまくできるらしい
それがますます自分の首を絞めている
結婚できないとか、友達ができないとか
悩んでいる人はきっと、
自分をそのまま受け入れてもらえると
信じられる人なのだろう
いいな、と私は思う

もうすぐそんなことを考えなくなる時期が来る
はやく、はやく










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