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岐阜県の道の駅巡りと難解さ。

久しぶりにまとまった時間がとれる。

以前の大分県の道の駅巡りからプライベートで道の駅を訪れる機会がめっきり減った。
そして、ようやく3日間。
この制限時間内で道の駅巡りを楽しむことができる。

とは言っても、
自分の道の駅巡りはそこまでストイックではないと思っている。
しっかり、観光やグルメを楽しみつつ、宿をしっかり確保する。
そうじゃないと体がおかしくなる。

というわけで、今回は岐阜県の道の駅を巡ることにした。
岐阜県と言えば全56の道の駅が存在しており、本州では道の駅界の難所として知られている。
ただでさえ、広い面積に山々がそびえ立ち、行く先を阻む。
更に、テレビで取り上げられるようなきらびやかな道の駅が少ない印象だ。

グルメや物珍しさではなく、昔ながらの建物。
平成の時代を残すような、、、
それだけにわざわざ行こうという気になれなかった。

岐阜の人間に何があるのか?と聞いても、
岐阜には何もない。
キムタクが来ただけ。と言った返答しかない。

ただ、自分の中では一つどうしても行ってみたいところがあった。
それが、
「下呂温泉」だ。
ここは全国的にも有名で、日本三名泉に選ばれている温泉だ。


温泉が観光地なら道の駅巡りが終わった後にゆっくり楽しめる。
だから温泉以外で超有名な観光地が来ると、少し邪魔に感じる時がある。

思い立ったらすぐに計画をたてて、
初めて車で都内から長野県の壁を超えることにした。

出発は夜の2時。
前日は一日中撮影で伊豆地方の道の駅を巡った体を3時間だけ眠らせて
クルマをひた走らせる。

松本まで行くと、高山まで峠を越えなければならない。
そう雪降る山を越えなければならない。
朝をこえ、最初の道の駅にたどり着いた。

①道の駅モンデウス飛騨位山。

これが道の駅の駅舎

ここはスキー場のセンターハウスが道の駅になっている。
つまり、スキー場が併設している道の駅。

冬はスキー場のセンターハウスとして活用される
レストランでは飛騨高山ラーメン、飛騨牛コロッケが食べられる。

スキー場はまだハゲている

スキー場がオープンするのが3週間後とのこと。
まだ、雪が十分に積もっていないスキー場が裏手に構える道の駅。
というかスキー場でよく見かける建物の前に、スキーもしないで出待ちをするという異様な状況ができてしまった。

仮にもここは山の上。
岐阜の寒さと霧があっという間に立ち込めてはれるという落ち着かない天候が襲ってくる。


あっという間に雲が覆う
かと思ったら日が顔を出す


オープンと同時に入店。
全体的に暗い店内は9時からオープンのカフェも電気が点かず。。。
スタンプを押して、スキー場を後にする。
道の駅ってなんだっけ?と考えさせられた。

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