今やっている事業を、やめる決断ができるか否か。
読んだ本ではないのですが、
Facebookの、西野亮廣さん(キンコン西野)の記事の中に、なるほど〜と思った内容があったので、ここに書いておきたいなと思います📝
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【挑戦を続ける上で最も重要な
『撤退する力』】
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AIアートが爆誕し、「絵本を作る意味」を見失っちゃって...
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一応、僕には「絵本作家」という肩書きがあり、3年に1度ぐらいのペースで絵本を出版しています。
さて。
そんな絵本制作ですが、2020年頃に『夢幻鉄道』というタイトルがついたプロット(仮原稿)が僕のアトリエで爆誕しまして、仕事の合間を見つけて制作を進めておりました。
(中略)
そんな『夢幻鉄道』の制作の最中、
去年の夏にAIアートが爆誕して、正直に白状すると、そこで一旦、
「絵本を作る意味」を見失っちゃったんです。
AIによって、「上手い絵」は誰でも描けるようになったわけで、「となってくると、美しい絵を描いて何になるんだ?」という疑問が湧いてきて、だけど、もうその時点で、結構、制作が進んでいたんです。
生々しい話をすると、予算も結構かけていて。
そのまま走り切って出版することもできたのですが、でも、「プロが絵本を作る意味」や「AIじゃなくて人が作らなきゃいけない理由」が見当たらない。
「ここを見て見ぬフリをしていいんだろうか?」というのがあって、色々と考えたんですけども、結局、せっかく進めていた制作を完全にストップさせました。
自分で言うのもアレですが、すっごい素敵な物語なので、「1日でも早く皆さんにお見せしたい」という気持ちも、「ここまで作っちゃったんだから」という気持ちもあったんですが、でも、やっぱりね…絵本なんて人生で何冊も出せるもんじゃないから、出す時はキチンと納得して出したかったので、思い切ってブレーキを踏みました。
……やっぱり絵本を「作りたいなぁ」「届けたいなぁ」という気持ちが沸々と湧いてきたのですが、でも、「AI時代にどう作ればいいのか。どう届ければいいのか?」の答えが出ていないので、気持ちをグッと押し殺しました。
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あの日、ブレーキを踏んでなければ出会えなかった「すごすぎるアイデア」
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そんな中。
昨日、出版社さんとのミーティングがあって、そこでもやっぱり「AI時代に、どう立ち回るか?」「どう、自分達にしか出せない価値を作るか?」の話になったんですね。
2時間ぐらい喋ったのですが、その中で、これはもうビックリするぐらい面白い答えが出たんです。
このことは昨日のオンラインサロンの記事に書いたので、気になる方はチェック☝️
とにかくメチャクチャ面白いアイデアで、これぞ「AI時代の立ち回り」の正解だと。
「生成AIが逆立ちしても生成することができない絵本」!
「なるほど、その手があったかぁ〜」と感動して、声をあげたわけですが、ここからが今日のパンチラインです。
昨日のミーティングで出た「すごすぎるアイデア」は、あの日、あそこでブレーキを踏んでいなかったら出会うことがなかった。
あそこでブレーキを踏まずに走っていたら、それはそこまで面白いものじゃなくて、きっとこれまでも見てきたような未来だった。
今回のように「うぉぉぉぉ」と雄叫びを上げるレベルの面白さはそこには無かった。
多くの人が一度始めちゃったコトに対して、「ここまでやったし」を理由に踏まなきゃいけないブレーキを踏めずにいる、しかし
「ブレーキを踏む」というのは、やっぱり命を繋ぐアクションで、チャンスを繋ぐアクションだということ。
すでに回収不能になったコストを心残りに感じで、さらに多くのコストを描けることを「サンクコスト効果」とか「コンコルド効果」とか呼んだりしますが、僕らの中には、そういった「撤退させない心理」が必ずあって、いつもそれに多くのチャンスを潰されてしまいます。
今回、大きくブレーキを踏んだことで、ものすごく面白い場所に辿り着き、あらためて「ブレーキを踏む大切さ」を知りました。
皆さんにも「ちょっと違うかもな」と薄々感じていながら辞められずにいること、ない?
繰り返しますが、「ブレーキを踏む」というのは、命を繋ぐアクションで、チャンスを繋ぐアクションだということを胸の中に置いておいてください。
********なんて、勇気!
私は、これまでお金も時間もかけて来たという手枷足かせを理由に、ズルズルやってしまうタチだなぁと反省しました!
勇気ある撤退は必要。
これを、今日は学んだ気がします。
優柔不断の私なので、
とてもとても参考になりました。
今日も一日お疲れさまでした^_^♥︎
ゆっくりおやすみくださいね。
ps. 先日、周りの人(B)が精神的に苦しんでいるのを知って、良かれと思って言葉がけしたことが回り回って、地雷を爆発させる結果になった、らしい。
後で聞いて、(本気で本音をぶつけられたんだな)…と思った。
しかし、話というのは、二転三転して勝手なあさっての方向に曲がって伝わる。
結果的に私自身がワル者にされ、当事者同士で話し合うから、今後一切Bと関わるなと😢……。
orz…………なんてこと。
本来の、幸せを願って、我慢我慢では
きっといつか崩れるのを、経験として直感したから、本音で話し合った方がいいよ、とアドバイスしたのでした。
しかし。
No excuses.
言い訳はしない、関わらないでと言うなら、遠くから見守っていこう。
相手の幸せを思って行動したことに、悔いはないが、今が引き時、と天がお知らせくださったのかなと、
心を落ち着ける…🥲🥹🥹🥹
人を恨んでいいことはない。
でも、精神的に面倒な複雑さが絡み合う世の中、自分の心をフラットに保つ努力はやりつづけていきたい。
本当の優しさは、我慢強さを秘めているのかもしれない。
(文責: 和泉ちゃん)
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