その価値はわたしが決める

ぴっぴです☺︎
今日は引越ししてから初めて外に遊びにいきました!
大きな公園で出会ったのが、大道芸人さん。
人が集まるところにはよくいらっしゃいますよね。
わたしは結構好きで。
出会うとついつい見入ってしまうのです。

今回も、もうラストスパートというところにちょうど出会ってしまったのです。
今日の大道芸人さん、火の棒を回す方でした。
5本も火をつけて(かなり熱くて本格的な炎)くるくる回すんです。
その後、ハシゴの上に登って、
足だけでバランスをとりつつ、3本の火の棒を回したんです。
最後なんか、多分自分で着火用の油?を少し口に含んで?
火にふ〜〜って息を(油を?)吹きかけて、まるでドラゴンからでるような炎をだして!
最後の最後はすごい勇気を振り絞って、火を口の中にいれて消してfinishでした。

自分の描写力が低すぎて、臨場感が伝わらなくて残念なのですが…笑
でもともかく、もう目が離せなくて。
途中、結構風が強かったりして、
”わぁ、風がぁぁ、できないよ〜できるかな!!!”とか
”今日の雰囲気めちゃくちゃ良くて嬉しい〜!!!”とか
いろいろ自分の気持ちを話しながらパフォーマンスしてるから
見ててむちゃくちゃ怖いんだけど、わ〜頑張って!!!って気持ちになるのです。

自分なりに自分の心を考察してみると、
筋肉の収縮と弛緩のように
心の(緊張の)収縮と弛緩みたいなものがあったのかな?と思いました

見ててドキドキ(収縮)→ 応援 → 成功 → 安心・喜び・happy(弛緩)

わたしは普段からサスペンスとかアクションとか怖くて見れないタイプで
火を使うパフォーマンスとかも怪我するじゃんって不安になるんですけど
それでも一生懸命頑張ってる姿がなんか美しくみえて、
すごい同情?共感?してしまうのです。
そのドキドキしてる時間があったからこそ
成功できたとき、わ〜!!!すごい!!!良かった!!!
って気持ちがあふれて、すごい嬉しい気持ちをもらえます。

で、一番ここで話したかったのは、
最後に大道芸人さんが言っていた言葉。
”今のままだと僕のパフォーマンスの価値はゼロです”
”皆さんの価値観で、できたら多めに見てもらって、(お金を)お願いします”

実は恥ずかしながら、今までも何回も大道芸を見て楽しませてもらったことはあったけれど、お金をいれたことはなかったのです。
でもその言葉で、価値ってわたしが決めていいんだ!って気づいたんです。
わたしにとって、ほんの5分ほどの出来事だけど
すごく心が揺さぶられて、なんかすごく励まされた気分になったんです。
・そういう”時間”を彼からもらった。それはプレゼントだなと思った。
・わたしにとってはとても価値がある時間だった。
・だから、彼にありがとうを伝えたいと思った。
・それを彼の求める形で、自分にできる範囲で、伝えたいと思った。

これはそんな小さな出来事なのですが。
よく考えたら、物事の価値を自分で決めることってあんまり日常でないなと思って。
だって、たいてい欲しい物はお店に売っていて、それは値段がついているでしょ。
そのすでについている、誰かがつけた「価値」を当たり前だと思っていて
それが少し高い安いとか、これは何割引だ、ラッキーとかって買うわけでしょ。
本当にこのモノがわたしにとってどれだけの価値かって考えないじゃない。
でも、価値を決めるのは自分なんだなって今日気がついた。

例えば、わたしは今、博士号をとるために研究しているけれど。
その博士号の価値ってなんなんだろう。
博士号をもっている私の価値ってどれくらいなんだろう。

今すぐに答えはでないのだけれど、
誰かがいう価値ではなくて
自分なりの価値づけ。わたしが思う価値を明確にすること。
それがないと、これからぶれていってしまうなって思った。
自分の中で価値を考えられていないと、誰かがいう価値がそのまま私にとっての価値になってしまうから。それはイヤだ。

そうじゃなくて、自分で、決めたい。
そんな大切な人生のレッスンを教えてくれた大道芸人さん。
どうもありがとう。

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