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【書籍紹介】おとぎの国への憧れ【森と湖がある暮らし】

こんにちは葵です。
数あるnoteの中からこちらをお読みいただきありがとうございます。

子どもの夏休みも終わり、毎日給食が出る有難さを日々かみしめていますが、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
関東はですね、先日一瞬だけ日中の気温が30℃を下回りまして、「秋きた?これから過ごしやすくなるのかな~」とわくわくしていたらすぐに30℃超えの日常が戻ってきたので、とてもがっかりしながら今日もリビングの冷房をつけました。
本当に秋が待ち遠しいです。

あんまりタメになることを書けていない気がするnoteですが、
こんな感じでマイペースにやっていくのでよろしくお願いします。



おとぎの国への憧れ

突然ですが、皆さんはグリム童話やアンデルセン童話、はたまた不思議の国のアリスといった、メルヘンでファンタジックな世界観のおとぎの国、好きですか?
私は小さい頃からずーっと好きです。
大人になること=メルヘンな世界から脱却し現実世界を生きること
だと思っているくらいメルヘンへの漠然とした憧れがあります。
ただ、人生で一度だけいった海外旅行がヨーロッパで、その中にドイツがあり、メルヘンの語源になったメルヘン通りを歩いたことで一瞬だけ夢が現実になったことがあります(ちなみに医療用語は「カルテ」などドイツ語も多く、私は医療関係の大学の講義でドイツ語をとりました。もう結構忘れちゃいましたけど…)。

実際のところ根っからのインドアなので外出も旅行もそんなに好きではないのですが、一生に一度だから!と旅行好きの夫に説得されて新婚旅行で「ハネムーン欲張りプラン」みたいなものに申込、旅行嫌いがいきなり海を越えてドイツ・スイス・フランスに10日間いけたことで一瞬でも夢が現実になったんですから夫には感謝しかありません。
今思っても自分とは思えないくらいアクティブでとっっても頑張ったなあと思います。

当時ハマっていた「トーマの心臓」「風と木の詩」、「ヴェルサイユのばら」にも感謝です。
ちなみに私はゆとりど真ん中のアラサーです

まあ、結果的に「アルプスの少女ハイジ」くらいしか知らないスイスが一番楽しかったんですけれど
(ちなみにハリーポッターも大好きなのですがハリポタに関していえばわざわざイギリスにいかなくても大阪にあるので国内で大満足です)。

フランスのパリは絢爛豪華だけどそれ以外は道のあちこちに落書きやごみが落ちていたし、ドイツはメルヘン通りというだけあって大変メルヘンチックなかわいらしい通りやお店がいっぱいあった上に、道も整備されて都会的で素敵だったけれど、食べ物が……。毎日毎日ジャガイモとザワークラウトで苦痛でした。スイスには山と森と湖の中にほんの少しのヤギと人間が暮らしていて、絢爛豪華でも都会的でもないけれど、長閑で牧歌的でミルクやチーズが美味しくてとっても素敵でした。
もしかしたらフランスやドイツももっと違う土地にいったり長期滞在をすればより良いところや別の美味しい食べ物が見つかったのかもしれませんが、10日間の旅行では景色も食べ物もとにかくスイスが良かった!って感じです(そして相変わらずトーマも風木もベルばらも好きです)。


自分軸で生きる

そう。長閑で牧歌的な空気って大切ですよね。
メルヘンはともかくとして、こういう長閑な空気って日本人みんな求めてるんじゃないかなと思っていたり。
特に昨今の北欧ブームの長さがそれを証明している気がします。
すごいですよね。もう7、8年くらいブームが続いているんじゃないでしょうか。
すごい寒そうだけどいってみたいです、北欧。
スウェーデンとかフィンランドとか。ヒュッゲという単語もかなり認知度が高まりましたし、
みんなどこか牧歌的な暮らしをしたいんじゃないでしょうか。
江戸時代の日本人なんて良くも悪くもかなりいい加減な暮らししてたみたいですし……。

ヒュッゲ(Hygge)とは
デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことを指す。ヒュゲリ(Hyggelig)は、その形容詞形である。今では、単なる一単語にとどまらず、デンマーク人の大切な価値観やマインドセットのひとつとなっている。

デンマーク人が「これはヒュッゲの時間だ」と呼ぶのは、たとえばロウソクや間接照明で照らされた自宅で食卓を囲みながら、家族や友人など大切な人と一緒に過ごす時間だったり、コーヒーや紅茶を片手に暖炉のまわりでゆったり語り合うひととき、さらに寒くて長い冬の間の晴れた日に公園で日向ぼっこをする時間などのことである。ときにはデンマーク文化で欠かせないアルコールやユーモアを楽しむなど、ヒュッゲはフランクで形式ばっておらず、リラックスしていることが一般的だ。
日本語でいうと、「ほっこり」や「まったり」という言葉のニュアンスに近いかもしれない
雪が降る寒い冬の夜に、家のコタツに入ってみかんを食べながら家族とテレビを見て笑っている瞬間だろうか。

ideasforgood.jp/glossary/hyggeより一部引用

ヒュッゲ、もちろん私も大好きです。
効率よく仕事をして、きちんと休み、家族の時間を持つ。
ヒュッゲを上手に利用しながらじぶんの好きなこともやる。
すごく自分軸で生きてるって感じがしますよね。

ちなみに自分軸をもてないとどうなるかというと「代償性(報復性)夜更かし」または「リベンジ夜更かし」してしまう可能性が高いそうですよ。

リベンジ夜更かしとは、日中に自由な時間がなかったり思うように活動できなかったりしたとき、眠る時間を削って満足を得るために夜ふかしすることが「リベンジ夜ふかし」などと呼ばれている。

www.fnn.jpより

ということで仕事ばっかりしてたら1日終わるなんて耐えられない!寝たら明日になってしまうのが嫌だから夜更かししてやりたいことをする!
っていうのがリベンジ夜更かしです。
思い当たりますよね。結構みんなやってると思います。
身体によくないってわかってるんですけどね。

ということでこちらの本では北欧流の時間の使い方を学べます。

特に24時間を8・8・8に区切る考え方は今すぐにでもできそうで勉強になりました。
8・8・8とは「8時間労働・8時間睡眠・8時間自分の好きなことをやる」です。
実際にはその8時間の中に家事や育児も含まれてますから8時間フルで自分時間にするのは難しいでしょうが、せめて寝る前の2時間くらいは自分時間を確保してリベンジ夜更かししなくても満足いくような暮らしをしたいですよね。

そして北欧といえば「森と湖」なんだとか。先ほどのスイスの旅行で感動したのも山と森と湖でした。
ちなみに国土面積に対する森林面積の割合が1番多い国がフィンランドで2位が日本なんだそうですよ。
3位はスウェーデンということで北欧と日本はシャイな国民性だけでなく森林の多さも似ているみたいですね。
こちらのグラフによるとスイスの森林面積は30.9%とドイツより少ないのが意外でした(というかスイスはアルプス山脈含む70%が山なので多いのは森より山でした)。


https://watashinomori.jp/study/basicより

あれ、ちょっと待ってください。今スイスの山岳面積を知らべるついでに日本の国土の山の割合を調べていたらですね、

日本列島の地形は起伏に富み、火山地、丘陵を含む山地面積は国土の75%を占める。山地は谷によって細かく刻まれ、斜面は一般的に急傾斜で大部分は森林に覆われている

国土地理院

とのことで、どこからが山でどこから森林という明確な線引きは難しいのだとしても国土に対する森林や山の多さは世界トップクラスなようです。
ということは、日本は北欧にもスイスにもなれそうなポテンシャルがあるのでは?と思ったわけです。

ここまできたら湖まで調べました。

日本
日本には面積が4km2以上の湖沼(ダム湖を含まず)が53湖沼あります。そのうち約1/3の18湖沼が汽水湖です。汽水湖とは、海水と淡水の中間の塩分を持つ水で満たされている湖沼を指します。
また、日本には次のような湖があります。
日本三大湖:琵琶湖(滋賀県)、霞ヶ浦(茨城県)、サロマ湖(北海道)
富士五湖:本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖など
スイス
スイスには、約1,500の湖があります。河川や湖を合わせた面積は国土全体の約4%を占めています。
スイスの湖には、次のような特徴があります。氷河から流れ込むミネラル分の豊富な水で、宝石のような色を映し出している。
大きな湖では船のクルーズが楽しめる。
最も大きな2つの湖、ジュネーブ湖とコンスタンス湖は国境に位置している。
ジュネーブ湖はフランス、コンスタンス湖はドイツに接している
フィンランド
フィンランドには、18万8,000もの湖があります。これは国土面積に対して最も多くの湖がある国で、湖の面積が国土面積の約1割を占めています。
フィンランドは「森と湖の国」とも呼ばれ、国土の70%が森林で世界トップレベルです。
フィンランドには、湖水地方と呼ばれる地域があり、陸部面積よりも湖水面積のほうが大きくなっています。また、フィンランド最大の湖であるサイマー湖畔にあるサヴォンリンナや、2つの湖に囲まれた工業都市タンペレ、ヨエンスーなど、美しい景色が楽しめます。

AIまとめより一部引用

というわけで日本は世界に比べると森も山もたくさんあるけど、湖が圧倒的に少ないみたいです。
川や沼は多いんですけどね。
とはいえ日本は琵琶湖と富士五湖、山中湖くらいしか知らなかったので53湖もあるって結構あるんだなって思っちゃいました。

ここまで似通っていたら暮らし方を変えれば日本国内で牧歌的な暮らしできそうに思ったのですがどうでしょうか
(あくまで『私の中の長閑=牧歌的な暮らし=山と森と湖』という考えに基づきます)。


日本で牧歌的な暮らしができるのが一番理想

食べ物豊富さや美味しさ、治安の良さや水道から直接水が飲めること、下水道管理などの衛生面から考えてもどうみても日本はめちゃくちゃ暮らしやすいです(フランスでは水洗トイレにいくときはチップを払わないとトイレ使わせてもらえません…)。

そんな日本国内で北欧のようなスイスのような長閑で自分軸で暮らしやすい生き方ができるなら。
それこそ現実でメルヘンを生きることができる気がしています
今のところ家庭菜園でニンジンやサツマイモなんかを育ててはいますが、たぶんそういうことではなさそうです(いや、土いじりもすごく癒されますよ!)。

つらつらと海外のことを書いたり国土面積のことを調べたりしていたら今度は4000字超えてしまったので、他のおすすめ書籍はまた次の記事で書きたいと思います。

ここまで御覧頂きありがとうございました。


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