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【連載 興行師P.T.バーナム】人心操作の修辞学

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19世紀最大の興行師P.T.バーナムは「ペテンの王子様」と自称し、奇想天外な見世物で、大衆を驚かせました。一次資料、研究ノートを紹介します。
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本当のP.T.バーナムのついたウソ

◆あらすじ 十九世紀のアメリカにP.T.バーナムという男がいた。今日では『ザ・グレイテスト・ショーマン(世界最大の興行師)』の異名で知られている。コネチカット州の田舎に生まれ、小売店を手伝う中で大人たちのほら話に鍛えられた。ニューヨークに出てペテンビジネスに騙されながら、興行の世界に入っていった。まだ現在のような娯楽産業が成立していなかったこの時期、バーナムはフェイクニュースに近いネタを元にして巧妙な宣伝を仕掛け、娯楽イベントを演出して評判を得ていった。  最初に成功した興

P.T.バーナム語録&神話になったバーナム