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八ケ岳ワンデイ全山(小淵沢駅~茅野駅)2024.7/23

【電車で日帰り八ヶ岳】
八ヶ岳は南北を問わず数知れないほど登ったが全山日帰りは初トライ。
天気の安定しそうなのをこの日と定め終電で小淵沢駅に降り立つ。
流石に900m近い標高なので出だしから涼しい。
観音平までの漆黒のロードを月明かりに照らされゆっくりペースで進む。

夜明け

本格的なトレイルに入り編笠山にたどり着く頃から風が強くなり始める。
低灌木の朝露でウェアや靴の中まで濡れてくると涼しいを通り越して寒くなってきた。慌ててレインウェアを着込む。
青年小屋を過ぎ権現岳への登りあたりで夜が明けた。

赤岳への登り

赤岳直下の登りが本ルートの核心だが浮き石だらけの岩場で、先行者がいたり天気が悪かったりしたらかなり嫌な場所だ。

山頂到着
たまにガスにまかれる

6時過ぎに赤岳到着。相変わらず風は強くたまにガス交じりだが概ね天気は良い。遠くの蓼科山が果てしない距離に見えてくる。
赤岳から夏沢峠までの間はいつ訪れても人の絶えない大人気ルートだがこの日もすごい人の数。

硫黄岳からの赤岳方面
同じく硫黄岳から。最奥が蓼科山

真夏の最盛期だけあって今日は夏沢峠から先も結構人がいた。
普段の平日登山ならオッサンが8割以上だが、今日は山ガールの方が多いぐらい。
このキラキラ感はさすが八ヶ岳という感じだ。

麦草ヒュッテ

麦草ヒュッテで水とコーラ補給。
茶臼山、縞枯山と地味にキツイ登りの連続で流石に疲れてくる。
珍しく胃腸の具合が悪くなりカロリーメイトやラムネわらび餅などの補給食が辛くなってくる。
熱中症を気にしての水分のとりすぎが原因かもしれない。

いつ見ても味わい深い縞枯山荘

混雑する北横岳を越えると最後のラスボス蓼科山が見えてくるのだが、こちらの士気をくじくに足る山容に気が滅入る。

蓼科山山頂
珍しく人っ子一人おらず

14時半に珍しく貸し切りの蓼科山頂に到着。
ここからプール平まで一気に下るのだが走れるほどのサーフェスではないので時間がかかる。
ビーナスラインに出るとあとは茅野駅までの下り基調の15kmのロードランだ。

あの山々を越えて来たんだ

八ヶ岳の縦走路は全体的に走れる場所が多くないので、走るための筋力が温存されているせいか思いのほか気持ちよく走れる。

茅野駅も間近という田園で後ろを振り返るとさっきまで歩いていた八ツの長い稜線が一望のもとに見渡せた。
今日も完全燃焼。
また一つ夢が叶った。

18時半茅野駅到着

【装備】ベースウェイト2.04kg
<ギア>
パーゴワークス・ラッシュ20
エマージェンシーシート
モンベル・ULフォールディングポール113
スントコア

<アイテム>
インナーファクト・ソフトフラスコ500ml×2
エバニュー・ウォーターキャリー2 L
ペツル・スイフトRL
プロテクトJ1
テーピング
Shokz・OpenRun
薬(バファリン・ガシンサン・絆創膏)  ※ガシンサン一包服用
ウェットティッシュ
ハッカ油
熊鈴

<シューズ>
アシックス・ゲルトラブーコ12

<ウェア>
パタゴニア・ダックビルキャップ
ファイントラック・ラミースピンエアジップT
ファイントラック・ドライレイヤークールノースリーブ
TNF・フリーランショーツ
変態パンツ
インナーファクト・5本指ソックス
ワークマン・カーフサポート
BD・トレイルグローブ
ファイントラック・ドライレイヤーアームカバー
サロモン・ウォータープルーフミトン
レインウエア(モンベル・ピークドライシェル、バーサライトパンツ)
着替え

<食料・補給>
粉末経口補水液
アミノバイタルゴールド
カロリーメイト
セブンイレブンわらび餅
柿の種
練り梅

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