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ランニング登山と旅。 山やら海やらあちこち徘徊。 X(Twitter)に山や旅の駄文をダラダラと https://twitter.com/hyouhaku_tarou

最近の記事

三頭山・権現山<奥多摩湖~鳥沢駅>2024.4/28

【GWエンデュランス強化トレ第3弾】 3連続の奥多摩トレーニング。今日は奥多摩湖・深山橋から中央本線鳥沢駅まで。 先週はまだ新芽だった若葉が僅かな時間でモリモリと育って山々を覆いつくす。 冬の間燦々と降り注いでいた日光がブナの青葉のフィルターに遮られ良い感じで木陰をつくり上げている。 その下に真っ直ぐ伸びる落ち葉のトレイル。 無心になってそれを歩き、走る贅沢な時間。 今日は今年初の夏日。 セミの鳴き声でも聞こえてきそうだ。 駅で電車を待つ間、これも今年初となるアイスを頬張

    • 雲取山ぐるり<石尾根~長沢背稜>2024.4/23

      【雲取山をぐるり周遊】 2週連続で始発の奥多摩駅スタート。朝の段階では暗雲が垂れ込めてたが程なく青空。これは最高の一日になるに違いないと予感したが、振り返ってみると結構ガスったりして落ち着かない一日だった。それでも空気は乾き陽も長いので一年で一番山が過ごしやすい季節だ。 奥多摩駅から始まる石尾根は鴨沢の分岐から先以外は人があまりいないので気持ちの良い尾根歩きが楽しめる。個人的には高丸山や城山あたりなどとても良い雰囲気なのに、みんな駐車場からの往復ルートばかりなので少し寂しい

      • 石尾根スリーピークス<七ツ石山・鷹ノ巣山・六ツ石山>2024.4/19

        【石尾根を登ったり降りたり…】 鴨沢のバス停スタートで石尾根上にある七ツ石山・鷹ノ巣山・六ツ石山を登ったり降りたり繋いで奥多摩駅へ向かうトレーニングルートを開拓してみた。一粒で三度おいしい(苦しい)ルート。一筆書きのラインなので飽きずに進むことができる。特に峰谷の高地集落や倉戸山の森などは見どころだ。 当日は奥多摩で20℃を超える予報だったので今日は暑熱順化の日だね、などと呑気なことを考えていたが実際は冷たい風が吹きすさびかなり寒い。それでも山から降りると風もなくなり今度は

        • 谷川連峰<馬蹄形~主脈縦走~猿ヶ京温泉>2024.4/12~4/14

          【春本番の谷川連峰】 今年はほとんど雪山登山はしておらず実質的に今回が最初で最後となりそう。そういうことで冒険的なルートでなく、よく知る谷川連峰に行くことにした。 折しも移動性高気圧が日本列島を覆い絶好の春山日和。これは往路の新幹線の車中で知ったのだが谷川岳ロープウェイはグリーンシーズンのための保守点検で現在運休中とのこと。普段の週末は天神尾根が渋滞するほどの人混みとなるが、この三日間は静かな登山が楽しめそうだと内心喜ぶ。実際山行中は快晴の週末に関わらず3人しか人に会わなかっ

        三頭山・権現山<奥多摩湖~鳥沢駅>2024.4/28

          みちのく潮風トレイル<気仙沼駅~相馬駅>2024.3/30~4/4

          【みちのく潮風トレイル(MCT)最終章】 MCTの旅ランは去年1回目5/9~5/13(青森県八戸市~岩手県陸中山田297.8km)、2回目5/23~5/28(陸中山田~宮城県気仙沼市319.6km)に引き続き3回目。今回で全線1053.34kmを完走した。 ※距離はみちのく潮風トレイルデータブックによる 池袋発の夜行バスに乗り早朝1年振りに気仙沼に到着。今回はゴールである福島県相馬市までの予定でゆっくり歩き始めた。 結局初日は南三陸を過ぎた山の中、2日目は硯上山登山口、3

          みちのく潮風トレイル<気仙沼駅~相馬駅>2024.3/30~4/4

          裏TTT<高尾駅~大山~鶴巻温泉駅>2024.3/24 

          丹沢には幾つか登ったことのない山があるのだが大山もそのひとつ。地図とにらめっこしてどう登れば楽しいかを考えて、どうせなら地元から繋げれば面白そうじゃないかということで本ルートを設定してみた。まあ過去に同じことをやった人はいるかもしれない。 始発のJR高尾駅から出発し普段のトレーニングで走る南高尾山陵から津久井湖へ。ここから里山と街を繋ぎながら宮ケ瀬湖に向かうのだが、この区間の地味な低山が結構面白い。気持ちのいいシングルトラックあり展望台ありで思わぬ掘り出し物だった。 宮ケ

          裏TTT<高尾駅~大山~鶴巻温泉駅>2024.3/24 

          旧甲州街道<甲府駅~諏訪大社下社>2024.3/17

          今年は晩冬になって南岸低気圧が連続し東京近郊でもよく雪が降る。山に行きたかったが残雪がかなり残っているようなので、昨年末までやりかけていた旧甲州街道の旅ランの残りをやることにした。 記録を見ると1回目は昨年12/20に日本橋~高尾駅(51.3km)12/27に高尾駅~甲府駅(90.2km)やっているので今回はその残りだ。 事前の晴予報だったので南アルプスや八ヶ岳の大展望を期待してたが春霞やらガスで何だかスッキリしない。おまけに小淵沢の辺りからは強風とまさかの雨で楽しい街道

          旧甲州街道<甲府駅~諏訪大社下社>2024.3/17

          熊野古道<小辺路~中辺路~紀伊路>2024.3/7~11

          【三つの古道を繋ぐ5日間の旅】 小辺路・中辺路・紀伊路とそれぞれ別個で歩いたことはあるが、今回それを継続して参詣ランしようといつものように場当たり的な発想で旅に出た。 東京駅からの夜行バスで難波へ。そして南海高野線で九度山駅を意気込んでスタートする。が、慈尊院で無情にも災害通行止めの貼り紙。本来なら町石道経由で高野山に行く予定が大きく出鼻を挫かれた。ろくに下調べもしないからこういうことになるのだ。再び九度山駅に戻り極楽橋駅から再出発する。 小辺路は以前に100Lのザックを

          熊野古道<小辺路~中辺路~紀伊路>2024.3/7~11

          上野原ラウンドトレイル 2024.3/3

          春になろうとしてる矢先に南岸低気圧が連続し、東京近郊の低山にも毎週湿雪が積もりトレランには見極めが難しいコンディション。高山は厳しかろうということで中央線沿線の低山巡りにする。今回は定番の上野原駅を起点にした中央線南面に連なるトレイルを延長して、更に百蔵山・扇山を駆け巡って上野原駅に戻ってくるラウンドルートを設定してみた。 前半の上野原トレイルは奥武蔵の様なギザギザ稜線で体力が吸い取られるが、九鬼山までは入山者の少ないエリアでもあるので気持ち良く走れる。大月駅に到着するとそ

          上野原ラウンドトレイル 2024.3/3

          三浦アルプスロングトレイル<鎌倉駅~津久井浜駅>2024.2/27

          三浦アルプスロングトレイル(三浦アルプス+三浦富士ロングトレイル)を歩いてきた。名前は大層だが低山歩きの気持ち良いハイキングコース。三浦半島の山は初めてだと思ってたが遥か以前に鷹取山でクライミングしたことがあるので時を越えて2回目ということになる 今回は古都鎌倉からスタートしたので山に取りつくまでに住宅街やら車道歩きなど結構長い。葉山辺りは道にも不慣れなので度々ロストしてしまった。 トレイルは要所で伊豆半島や房総半島、箱根や富士山が一望のもとに見え気分が良い。が、大楠山のあ

          三浦アルプスロングトレイル<鎌倉駅~津久井浜駅>2024.2/27

          外秩父七峰縦走 2024.2/24

          僅か4日前は今年初の夏日だったが昨日は雪が降り一転して真冬に逆戻り。前日の降雪を勘案して標高の低い岩場の少なそうなルートとして外秩父七峰を選択した。心配したほど雪や泥濘は少なく快適に走れ大満足。ハイカーや試走のランナーも多くみんな雪の山歩きを楽しんでるようだった。 このルートはロードがかなり多い。半分以上ロードじゃないだろうか。そのため前半飛ばしすぎて結構疲れてしまったが、連日の雨雪で灰色だった空がぽっかり晴れてると疲れていようが心躍らずにはいられなくなる。 遠い上越の白い国

          外秩父七峰縦走 2024.2/24

          藤野15名山一筆書き 2024.2/18

          近場でトレーニングということで1年振りの藤野15名山。このルートは距離や累積標高もさることながら、山と里を次々景色を変え渡り歩き「旅」感覚に溢れ個人的にとても気に入っている。低山でヤマビルも多いこの山域は暖かい時期には修羅場と化すが冬はパラダイスになる。冬の低山は本当に魅力的だ 昨年は11時間を超えてしまったが今回は10時間を僅かに切ることができた。少々の登りならば走れるようになったのが大きいと思う。老兵でも地道に努力を続ければまだ多少は伸び代が残っているらしい 藤野15名

          藤野15名山一筆書き 2024.2/18

          鷹ノ巣山 2024.2/14

          遅い雪山事始めとしてギアチェックを兼ねてホームマウンテンの奥多摩・鷹ノ巣山に行ってきた。 大雪が降って一週間以上経つので雪がどのぐらいあるか心配だったが思いのほか残っていて一安心。なるべく人の入山していないルートとして榧ノ木尾根を選んだが流石にトレースはあったので、今回トレーニングとして「トレース完全無視」を自分への縛りとした。お陰で久しぶりのラッセルを堪能できた 【コンディション】 朝から春の陽気で日中は半袖で充分だった。石尾根は連休後にもかかわらずあまり歩かれていない感

          鷹ノ巣山 2024.2/14

          西伊豆ロングトレイル<沼津駅~伊豆急下田駅>2024.2/8~10

          沼津駅からスタートし沼津アルプス~西伊豆ロングトレイル(西伊豆歩道、南伊豆歩道)を旅してきた。 少し前に南岸低気圧で大雪が降ったので伊豆半島でも山には雪が降り積もり少々心配だったが標高が下がれば杞憂だった。 河津桜や菜の花が咲き乱れ、早い春の足音を感じることができた楽しい三日間の旅 【コンディション】 沼津に降り立った時は凍えるような寒さだったが、香貫山を越えるころには暖かくなってきた。 朝晩は寒いがこの時期の海にしては風も無く過ごしやすい。夜も寒さで起きてしまうようなこと

          西伊豆ロングトレイル<沼津駅~伊豆急下田駅>2024.2/8~10

          四国半周<徳島駅~松山駅>2024.1/9~30

          1月9~30日で徳島県徳島駅から愛媛県松山駅までテント泊で旅ラン。ルートは自分の中での縛りとして「できるだけ海岸線に沿って走る」ということにした。あちこち寄り道したので走行距離は1000㎞ぐらいか。本格的に雨になった2日間だけ宿毛のホテルに泊まる 【コンディション】 基本的に良い天気が続き、ほとんど雨は降らなかった。後半は曇りがちな天気が多い。暑い日は半袖、寒い夜はテントが凍ったり忙しい陽気。宇和島では5㎝雪が降り積もったりした。冬の海岸線を走ることが多いので強風の日がほと

          四国半周<徳島駅~松山駅>2024.1/9~30