旅タロウ

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登山と旅。長いのが好きです https://twitter.com/hyouhaku_tarou

最近の記事

雁ヶ腹摺山(峠走) 2024.6/26

久しぶりに峠走ということで雁ヶ腹摺山・大峠に行く。 初狩駅6時半出発。東京は前日夏日で蒸し暑い一日だったが、さすがに山に来ると涼しく快調に体が動いた。 2時間50分で山頂に到着。朝は曇りがちだったが山頂につくと秀麗富嶽12景の一座らしく富士山がぽっかりと姿を現してくれた。 ちょうど5時間ぐらいで初狩駅に戻ってきたが下界はすでに灼熱の陽気で滝汗をかいてしまった。慌ててコンビニに入りアイスやらコーラやら買い込む。 誰もいない駅でアイスを頬張りながらボーっと山を眺めているのは至

    • 八ヶ岳山麓スーパートレイル(DNF)(小淵沢駅~蓼科温泉) 2024.6/13~6/14

      【敗退して思ったこと】 最近あまり話を聞かない八ヶ岳山麓スーパートレイルを一周しようと小淵沢駅始発で走り始めたが不甲斐ないことに蓼科温泉128km時点で足が終わってしまい残り40kmを残し終了した。 前回の山旅の疲労回復が完全じゃなかったことが最大の敗因だと思う。 アラフィフとなり酒を断ち、たっぷり栄養と睡眠をとり、朝晩で1時間づつ体のケアをしている。それでようやく年齢による身体能力の劣化を誤魔化せる感じで、体調には十分留意してるつもりだ。 それでも今回は前回の九州から日

      • 九州名山一筆書き(祖母山・阿蘇山・久住山・由布岳)2024.6/3~6/8

        【四つの名山のはしご旅】 5年振りに訪れる延岡駅に着いたのが既に17時過ぎで、旅の始まりにしてはちょっと遅すぎる時間。 駅前で晩飯を食べた後さっそく夜道を20kmほど走りこの夜は国道沿いの公園で野宿した。 翌朝は3時起きで祖母山登山の起点となる藤河内渓谷へ向かう。実質的な旅のスタートだ。 藤河内渓谷を過ぎてからの夏木林道は心細くなるような道で、途中ロストなどもあって5時間かかってようやく犬流登山口に到着。 ここからが本番だ。 最初から踏みあとの薄い急登で、杉ヶ越を越えたあ

        • 高尾山から大菩薩嶺縦走(高尾駅〜塩山駅)2024.5/29

          【笹尾根から牛ノ寝通りへ】 始発の高尾駅5時スタート。開始直後から霧雨が降ったりやんだりで午前中は天気が悪かったが午後には雲も上がり晴れてきた。 このルートは水場がないので3Lの水を担ぐ。途中の日原峠の唯一ある水場で更に3 Lを補給、水分と行動食を十分摂取したおかげで思ったほどダレることなく最後まで走ることができた。 三頭山到着が13時、たくさんの鹿が戯れていた大菩薩峠が18時、塩山駅到着が20時半で最後は甲府盆地の夜景を見ながらのランとなった。 それはそれで楽しかったが次

        雁ヶ腹摺山(峠走) 2024.6/26

          会津銀山街道~六十里越(会津若松駅〜浦佐駅)2024.5/17~5/19

          【春の会津、春の魚沼、会越横断の旅ラン】 春の会津や魚沼を旅したくなり北陸から帰ったばかりだというのにすぐに新しい旅に出た。 朝のバスタ新宿発で12時半に会津若松駅に到着。少し遅い旅の始まりだ。 会津若松の魅惑的な城下町を気分よく走り抜けるまでは良かったが、続く吹きさらしの田園地帯では昨日からの強風でなかなか前に進まずいきなり苦戦する。 遠くに見える磐梯山や雪をまとった飯豊連峰に励まされながら山地に入り、ようやく強風地獄から逃れることができた。 長い山間のロードを走りよう

          会津銀山街道~六十里越(会津若松駅〜浦佐駅)2024.5/17~5/19

          金峰山表参道~十文字峠~武甲山縦走(甲府駅〜青梅駅)2024.5/3~5/5

          【一都三県を巡るGWの山旅】 ゴールデンウイークは人込みを避け毎年近場の山にしか行かないのが恒例だが今年もそういうワケで金峰山に。 もちろんみずがき山荘ルートは避け金峰山の表参道から登拝するというマイナールートを選んだ。どうせなら廻り目平に下山し十文字峠経由で秩父往還に抜け武甲山へ行こう。 さらに欲張って青梅駅まで山伝いに帰ればあっという間に自宅に帰れるじゃないか、などという思いつきでルートを設定してみた。 始発の甲府駅を6時50分スタート。ロードだけで金峰山を目指すのは面

          金峰山表参道~十文字峠~武甲山縦走(甲府駅〜青梅駅)2024.5/3~5/5

          三頭山から権現山縦走<奥多摩湖~鳥沢駅>2024.4/28

          【GWエンデュランス強化トレ第3弾】 3連続の奥多摩トレーニング。今日は奥多摩湖・深山橋から中央本線鳥沢駅まで。 先週はまだ新芽だった若葉が僅かな時間でモリモリと育って山々を覆いつくす。 冬の間燦々と降り注いでいた日光がブナの青葉のフィルターに遮られ良い感じで木陰をつくり上げている。 その下に真っ直ぐ伸びる落ち葉のトレイル。 無心になってそれを歩き、走る贅沢な時間。 今日は今年初の夏日。 セミの鳴き声でも聞こえてきそうだ。 駅で電車を待つ間、これも今年初となるアイスを頬張

          三頭山から権現山縦走<奥多摩湖~鳥沢駅>2024.4/28

          雲取山ぐるり<石尾根~長沢背稜>2024.4/23

          【雲取山をぐるり周遊】 2週連続で始発の奥多摩駅スタート。朝の段階では暗雲が垂れ込めてたが程なく青空。これは最高の一日になるに違いないと予感したが、振り返ってみると結構ガスったりして落ち着かない一日だった。それでも空気は乾き陽も長いので一年で一番山が過ごしやすい季節だ。 奥多摩駅から始まる石尾根は鴨沢の分岐から先以外は人があまりいないので気持ちの良い尾根歩きが楽しめる。個人的には高丸山や城山あたりなどとても良い雰囲気なのに、みんな駐車場からの往復ルートばかりなので少し寂しい

          雲取山ぐるり<石尾根~長沢背稜>2024.4/23

          石尾根スリーピークス<七ツ石山・鷹ノ巣山・六ツ石山>2024.4/19

          【石尾根を登ったり降りたり…】 鴨沢のバス停スタートで石尾根上にある七ツ石山・鷹ノ巣山・六ツ石山を登ったり降りたり繋いで奥多摩駅へ向かうトレーニングルートを開拓してみた。一粒で三度おいしい(苦しい)ルート。一筆書きのラインなので飽きずに進むことができる。特に峰谷の高地集落や倉戸山の森などは見どころだ。 当日は奥多摩で20℃を超える予報だったので今日は暑熱順化の日だね、などと呑気なことを考えていたが実際は冷たい風が吹きすさびかなり寒い。それでも山から降りると風もなくなり今度は

          石尾根スリーピークス<七ツ石山・鷹ノ巣山・六ツ石山>2024.4/19

          谷川連峰<馬蹄形~主脈縦走~猿ヶ京温泉>2024.4/12~4/14

          【春本番の谷川連峰】 今年はほとんど雪山登山はしておらず実質的に今回が最初で最後となりそう。そういうことで冒険的なルートでなく、よく知る谷川連峰に行くことにした。 折しも移動性高気圧が日本列島を覆い絶好の春山日和。これは往路の新幹線の車中で知ったのだが谷川岳ロープウェイはグリーンシーズンのための保守点検で現在運休中とのこと。普段の週末は天神尾根が渋滞するほどの人混みとなるが、この三日間は静かな登山が楽しめそうだと内心喜ぶ。実際山行中は快晴の週末に関わらず3人しか人に会わなかっ

          谷川連峰<馬蹄形~主脈縦走~猿ヶ京温泉>2024.4/12~4/14

          みちのく潮風トレイル<気仙沼駅~相馬駅>2024.3/30~4/4

          【みちのく潮風トレイル(MCT)最終章】 MCTの旅ランは去年1回目5/9~5/13(青森県八戸市~岩手県陸中山田297.8km)、2回目5/23~5/28(陸中山田~宮城県気仙沼市319.6km)に引き続き3回目。今回で全線1053.34kmを完走した。 ※距離はみちのく潮風トレイルデータブックによる 池袋発の夜行バスに乗り早朝1年振りに気仙沼に到着。今回はゴールである福島県相馬市までの予定でゆっくり歩き始めた。 結局初日は南三陸を過ぎた山の中、2日目は硯上山登山口、3

          みちのく潮風トレイル<気仙沼駅~相馬駅>2024.3/30~4/4

          裏TTT<高尾駅~大山~鶴巻温泉駅>2024.3/24 

          丹沢には幾つか登ったことのない山があるのだが大山もそのひとつ。地図とにらめっこしてどう登れば楽しいかを考えて、どうせなら地元から繋げれば面白そうじゃないかということで本ルートを設定してみた。まあ過去に同じことをやった人はいるかもしれない。 始発のJR高尾駅から出発し普段のトレーニングで走る南高尾山陵から津久井湖へ。ここから里山と街を繋ぎながら宮ケ瀬湖に向かうのだが、この区間の地味な低山が結構面白い。気持ちのいいシングルトラックあり展望台ありで思わぬ掘り出し物だった。 宮ケ

          裏TTT<高尾駅~大山~鶴巻温泉駅>2024.3/24 

          旧甲州街道<甲府駅~諏訪大社下社>2024.3/17

          今年は晩冬になって南岸低気圧が連続し東京近郊でもよく雪が降る。山に行きたかったが残雪がかなり残っているようなので、昨年末までやりかけていた旧甲州街道の旅ランの残りをやることにした。 記録を見ると1回目は昨年12/20に日本橋~高尾駅(51.3km)12/27に高尾駅~甲府駅(90.2km)やっているので今回はその残りだ。 事前の晴予報だったので南アルプスや八ヶ岳の大展望を期待してたが春霞やらガスで何だかスッキリしない。おまけに小淵沢の辺りからは強風とまさかの雨で楽しい街道

          旧甲州街道<甲府駅~諏訪大社下社>2024.3/17

          熊野古道<小辺路~中辺路~紀伊路>2024.3/7~11

          【三つの古道を繋ぐ5日間の旅】 小辺路・中辺路・紀伊路とそれぞれ別個で歩いたことはあるが、今回それを継続して参詣ランしようといつものように場当たり的な発想で旅に出た。 東京駅からの夜行バスで難波へ。そして南海高野線で九度山駅を意気込んでスタートする。が、慈尊院で無情にも災害通行止めの貼り紙。本来なら町石道経由で高野山に行く予定が大きく出鼻を挫かれた。ろくに下調べもしないからこういうことになるのだ。再び九度山駅に戻り極楽橋駅から再出発する。 小辺路は以前に100Lのザックを

          熊野古道<小辺路~中辺路~紀伊路>2024.3/7~11

          上野原ラウンドトレイル 2024.3/3

          春になろうとしてる矢先に南岸低気圧が連続し、東京近郊の低山にも毎週湿雪が積もりトレランには見極めが難しいコンディション。高山は厳しかろうということで中央線沿線の低山巡りにする。今回は定番の上野原駅を起点にした中央線南面に連なるトレイルを延長して、更に百蔵山・扇山を駆け巡って上野原駅に戻ってくるラウンドルートを設定してみた。 前半の上野原トレイルは奥武蔵の様なギザギザ稜線で体力が吸い取られるが、九鬼山までは入山者の少ないエリアでもあるので気持ち良く走れる。大月駅に到着するとそ

          上野原ラウンドトレイル 2024.3/3

          三浦アルプスロングトレイル<鎌倉駅~津久井浜駅>2024.2/27

          三浦アルプスロングトレイル(三浦アルプス+三浦富士ロングトレイル)を歩いてきた。名前は大層だが低山歩きの気持ち良いハイキングコース。三浦半島の山は初めてだと思ってたが遥か以前に鷹取山でクライミングしたことがあるので時を越えて2回目ということになる 今回は古都鎌倉からスタートしたので山に取りつくまでに住宅街やら車道歩きなど結構長い。葉山辺りは道にも不慣れなので度々ロストしてしまった。 トレイルは要所で伊豆半島や房総半島、箱根や富士山が一望のもとに見え気分が良い。が、大楠山のあ

          三浦アルプスロングトレイル<鎌倉駅~津久井浜駅>2024.2/27