見出し画像

雲取山ぐるり<石尾根~長沢背稜>2024.4/23

Stravaだと56.1km+3301m

【雲取山をぐるり周遊】
2週連続で始発の奥多摩駅スタート。朝の段階では暗雲が垂れ込めてたが程なく青空。これは最高の一日になるに違いないと予感したが、振り返ってみると結構ガスったりして落ち着かない一日だった。それでも空気は乾き陽も長いので一年で一番山が過ごしやすい季節だ。

奥多摩駅から始まる石尾根は鴨沢の分岐から先以外は人があまりいないので気持ちの良い尾根歩きが楽しめる。個人的には高丸山や城山あたりなどとても良い雰囲気なのに、みんな駐車場からの往復ルートばかりなので少し寂しい気がする。

雲取山荘

かつて三峯神社からのルートがメインだった頃はロープウエイがあったり営業小屋が二軒並ぶ程の活況で雲取山南面のルートはさほど人気がなかった。それが車社会が加速するにつれ逆転してしまった。人気ルートが純粋に内容が良いルートではないという見本といえるかもしれない。
実際三峯ルートは今登っても厳かな霊験を感じるし自然美も鴨沢ルートと比べて遜色はないと思う。

石尾根と対をなす長沢背稜だがこちらも恐ろしく人気がない。芋ノ木ドッケから酉谷山の間などほぼ人にあったことがない。それでも奥多摩の山歩きの真髄は長沢背稜にあるのではないかと思ってしまう。まさに脊梁という言葉が相応しい稜線だ。亜高山の樹林帯もあるしブナ林は奥多摩でも屈指のものだ。なにより石尾根の百倍は静かだし悪場もないので走れる人にとっては至福のトレイルだ。
まあ距離があるので日帰りでは厳しいかもしれないが行く価値は十分あると思う。

ブナの新緑には早かった

今回古里駅へ下山するため赤杭尾根を下山したがこれは単に奥多摩駅へ下山するより早いからだ。距離的にはどちらも変わらないが赤杭尾根は登り返しがないので最後まで快適に走れるランナー向きの尾根だ。

古里駅到着は16時50分。今日も怪我なく良い山登りを楽しめた。山の神様ありがとう。

わらび畑

【ルートのポイント】
1.一杯水の水場は枯れていた
2.通行止めだった高丸山のまき道は復旧していた
3.ブヨが発生していたので今後はハッカ油必携

【装備】ベースウェイト1.2kg
<ギア>
パーゴワークス・ラッシュ10
モンベル・ULフォールディングポール113

<アイテム>
インナーファクト・ソフトフラスコ500ml×2
ペツル・スイフトRL
プロテクトJ1
テーピング
レスキューシート
熊鈴
薬(バファリン・ガシンサン・絆創膏)
Shokz・OpenRun

<シューズ>アシックス・ゲルトラブーコ12

<ウェア>
パタゴニア・ダックビルキャップ
パタゴニア・フーディニジャケット
パタゴニア・キャプリーンメリノT
ファイントラック・ドライレイヤーベーシックT
ファイントラック・アームスリーブ
インスティンクト・トレイルスキン
インナーファクト・変態パンツ
インナーファクト・5本指ソックス
ワークマン・カーフサポート
ブラックダイアモンド・トレイルグローブ

<食料・補給>
粉末経口補水液
アミノバイタルPro
カロリーメイト
柿の種
塩分タブレット

X(Twitter)にも山や旅の駄文をあれこれ書いてます
https://twitter.com/hyouhaku_tarou


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?