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プーさんの高校野球観戦記2

前置きが長くなったが、

私が見た第一試合の様子を解説しよう。

駒大苫小牧ー札幌第一の1回戦。

両チーム甲子園出場経験があるチーム同士。

駒苫といえば、2004年、2005年夏の甲子園全国優勝。

翌年も決勝まで上り詰めたが、

ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手率いる
早稲田実業に惜しくも惜敗。

三連覇は成し遂げられなかったが、

この三年間の数字、記録は今でも語り継がれている。

そんな駒苫が対戦するのが近年ではおなじみの札幌第一。
こちらもご存知の通り、言わずと知れた強豪校。

かなり面白い戦いになるのではと期待を膨らませていた。

先発は札幌第一阿部投手右投げ。

駒大苫小牧大原投手右投げ。

札幌第一の阿部投手はフォームが安定していて

Max140キロとなかなかの投手。

しかしこの日はストライクがなかなか入らない

苦しいいピッチング。

変化球は少し良かったが、全体的にコントロール
に苦しんでいる印象だった。

それを狙いに定めた駒苫打線はなんと
1,2回で7点の大量得点。

9番バッターの沼島選手にも

ポール直撃のホームランが飛び出し、

最初から最後まで終始駒苫ペース。

駒苫先発の大原は
Max135キロでストレートがかなり重い印象。

ずっしり感があり、気迫も十分。
投げるたびにおりゃーと雄たけびを上げながら投げていた。

駒苫の二番手辻投手もよかった。

サイドから投げる姿は元ヤクルトの抑えの切り札イムチャンヨン投手を彷彿とさせる、
快速球を投げ込んでいた。

結果は七回コールド11-2で
駒大苫小牧が圧勝した。

札幌第一にしたら投手陣の
コントロールの悪さから自滅してしまった。

だが札幌第一の投手陣のストライクが
入らないところをしっかり見極めて、ナイス選球眼で
つないでタイムリー、犠牲フライなど抜け目のない打線はやはり駒苫。

ぜひ駒苫には上へ上へと勝ち上がってほしい。

札幌第一も夏までに投手陣の調整。

打線の強化などに重点を置いてまた夏に輝いてほしい。

とても楽しく観戦することができた。

また行きたいなと思っている。