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ゴールデン街という飲み屋街でお酒を飲むのが好きだ。②

前回はこちらから

見たこともない2〜3階建ての昭和の建造物がずらりと並んだ街並みに令和などなかった。
入口には看板が掲げられており、
"ゴールデン街"と書かれている。

その異様さに圧倒された。

当初は若者が沢山集まり令和を感じる大衆居酒屋でハイボールを感じようと思ったが、
目的を変更だ。

私はネクタイを頭に巻き、鼻と頬は真っ赤にしたエセアンパンマンが集まりそうなBarでハイボールを感じることにした。

入口を開けて流れてきたメロディーは、尾崎。
尾崎世界観でも、尾崎豊でもなく、
尾崎 紀世彦の"また逢う日まで" であった。

私が感じたかった昭和が手招きをして迎えてくれた。

続く


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