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想い出話しPart3

以前、勤めていた介護施設での事です

『1番大切にしていた挨拶』

・いきなり挨拶すると驚くので

・まずはその人の視界に入り

・同じか少し下目線で挨拶を心掛け

・挨拶しつつ表情を確認し

その日どうやって接するかを決めていて

『次に大切にしていた名前や呼称』

おじいちゃん・おばあちゃんは絶対ダメ

必ず名前かニックネームで

・料理上手などは→良い母ちゃん

・使い勝手が良いのは先生

1番大変だったのは利用者さんの中に同級生のお母さんがいた事です。

症状は認知症というよりは頭の病気もしくは交通事故などでおかしくなった思われますが

幼稚園の時以来約25年ぶりの再会がこの様な形で

・話せる単語は3つのみで

・感情の表現が出来ず手の空いた職員が定期的にトイレなどへ連れて行ったり相手をし

・四肢の自由が効かず車へ乗降する際などは必ず車イス

※ただ、自分を見つけた時だけは話せない代わりに、ただただ自分の事を凝視し目で訴えて来て

この解決策は先生の講義で

もし知人がいても絶対に他人のふりをし

他の人と同様に接し知人の事は他言無用と教えて頂き。

・元気でお話し好きな当時を知っているが故に見れば見るほど胸が締め付けられる思いが嫌だったので

自分は同級生のお母さんが来る日だけは、わざと違う部屋で仕事を作り逃げる様に関わらない様にしてましたっていう昔話

体験談の一部ですが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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