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公認会計士試験 所要時間

予備校に入った時には合格まで目安3000hと言われたが、実際に論文初年度生として、これまで勉強に何時間費やしてきたのだろうか。study plus で記録し続けてきたので集計してみた。

2022年6月  TAC 2年L本科スタート
2023年12月  短答式 1発合格
2024年8月  論文式 初受験


短答期 2332h

財務計算 952h

最も重要な科目である財務計算には力を入れ、とにかく身体に計算プロセスを叩き込んだ。トレーニング、アクセスを回転させた。

財務理論 251h

短答の財務理論は結論が問われるため、ひたすら細かいところまで結論を暗記した。1ページ10秒で1日テキスト1冊を回転させていた。

管理会計 527h

これも計算が重要であるから、コツコツ毎日電卓を叩いた。直前期は原価計算基準の暗記に苦しんだが、キーワードを想起できるようになってからは多少点数が安定した。

監査論 232h

1番気楽な科目だった。正直、短答での高得点を取るための勉強はコスパが悪いと感じたため、そこそこやる程度に抑えた。

企業法 370h

最も辛かった。細かすぎた。とにかく量が多すぎる。どうやって勉強するのが正解か本当に分からない。直前期にほぼ毎日3時間くらい詰め込んだおかげで本試験は耐えた。



論文期 1827h

財務会計 155h

短答期につけた実力を落とさない程度にメンテナンスしていた。

財務理論 332h

この科目が最大のラスボスなのではないか。ひたすら文章の暗唱!!!毎日起きてから2時間暗記暗記暗記!!!!頭が熱くなってきて、脳が破壊されそうになった。でも、暗記してしまえば、安定するのは非常に良いところ。I love 財理。

管理会計 190h

これも計算のメンテナンスくらい。典型の理論を直前に詰めた。

監査論 213h

短答式の時にサボったせいで、論文式では苦しめられた。まず、法令基準集と仲良くなる必要があるが、、これが中々慣れない。何を暗記すれば良いのかもよくわからないが、監査論はみんなできないらしいから楽観的に典型だけ暗記した。本試験を受けてきて、1番不安なのはこの科目。足切りじゃないといいな。

企業法 238h

こいつも短答と違いすぎる。なんだこれって感じ。
何も分からん。423条と429条の違いとか、360条と847条の違いが分からなすぎる。事業譲渡が467条にあるなんて知らない!見つからない!!!って感じ。危機感覚えてから、毎日講師に相談行くようにして、多少ましになったかもって感じ。

租税法 441h

これはやればやるだけ点取れる科目だったはず、、だけど今年の本試験イレギュラーすぎて、これまでの努力が無駄に。。でも理論は想定通りだったから、そこで稼げるといいけど。

経営学 258h

数学がずっと得意だったおかげで、この科目は本当にデザートだった。本試験も難しかったが、結構解けた。何だかんだ公認会計士試験は数学力大事だと思ってる。

まとめ 合計4159h

なるべく毎日勉強した結果、これほどまでの時間を費やした。目安3000hってガチ??そんな少しの時間で受かる人は本物の天才だと思う、、すごすぎる。
僕だって今年受かってれば、目安+1100hでまだ良いけど、落ちればまた1年で2000時間くらいはやらないといけない。

結論

所要時間4000h + 2000h × n(論文落ちた回数)
これが妥当なような気がする。
恐るべし公認会計士試験。


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