ケーゴのラノベ堂【紹介】お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

こんにちはケーゴです。今回はこのライトノベルはすごい！にもランクインした「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」について紹介していこうと思います。本作はアニメ化も決定し放送も間近で現在盛り上がりを見せている注目作です。ぜひ最後まで読んでいってください。

既巻6冊　著者佐伯さん先生　イラストはねこと先生

あらすじ

主人公藤宮周の住むマンションの隣には、学校ので1番の美少女・椎名真昼が住んでいる。特に関わり合いがなかった2人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸しことから、不思議な交流が始まった。
自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事を作り、部屋を掃除し、何かと世話を焼く真昼。
家族との繋がりに飢え次第に心を開いて甘えるようになる真昼と、彼女からの好意に自信を持ちきれない周。素直でないながらも2人は少しずつ距離を縮めていく……
素っ気なくも可愛い隣人との甘く焦ったい恋の物語です。

メインヒロインのキャラクター性

本作のメインヒロインの椎名真昼はこのライトノベルはすごい！2023の女性キャラ部門のランキングでは堂々の第一位に輝き昨年に引き続き2連覇を達成、今年の女性キャラの頂点に立ちました。
彼女の魅力は何と言っても家事や掃除などをしてくれ、勉強も運動もできる才色兼備という読者の理想といった存在です。主人公の世話を焼いてくれるものの読者的には守ってあげたくなるような儚さも持ち合わせています。私的にもランキング1位になるのも納得のキャラクターとなっています。
またはねこと先生のイラストもまた素晴らしいの一言に限ります。はねこと先生のイラストを持って椎名真昼というキャラが完成するのだと思います。

本作のおすすめポイント

私は本作の主人公の藤宮周の心情がとても共感できるものとなっていると思っています。真昼が周に好意を寄せるのは家族との繋がりに飢えていたためと分かるのですが、周は真昼の事情を知り好意を寄せてくれる理由は自分が当初真昼を異性と意識していなかったためだと思っているのです。真昼が好意を寄せているのは真昼に惹かれている自分ではなく真昼にただ優しくしていた自分と思い、自分磨きを怠らない彼女に自分は相応しくないのではないかと葛藤していきます。
物語を読んでいると早くくっつけよとも思ってしまうほど焦ったいお話です。甘酸っぱい恋物語がお好きな方は必見の作品となっています。

最後に

今回の紹介は以上となります。本作はアニメ化が間近に控えている作品となっており、コミカライズ化も絵がとても可愛らしいものとなっています。ぜひそちらからでも見ていただけると嬉しく思います。