はじめての鍼治療
1年前に寝違えた右の首すじがまだ痛い。
さすがにおかしいということで鍼治療に通うことになった。
長年の腰痛や膝痛が通い始めて半年で改善した母と父のすすめによって同じ先生のところにした。
鍼治療って非科学的なイメージがあったけど、ちゃんとエビデンスに基づいてるんだというのが感想。
問診の後、筋肉や骨格のイラストが入った分厚い本を見せられながら、ここにあるこの僧帽筋が固まっているのが原因と思われますと断定。
治っていく過程も鍼を刺すことによって筋肉を損傷させ、その損傷部分を修復しようと血液が集まってくることで血液循環が良くなり、痛みが治るらしい。
理屈がしっかり通っているでしょ。
1ついい意味で科学的じゃないな(不思議だな)と思ったのが、経絡という手の甲にあるツボに針を刺すと全身にビクンと刺激が走ったこと。
寝違えの患部である肩周りに鍼を何本刺されても特に刺激はなかったのに、その一見関係ないと思われる首からも遠い手の甲に刺された瞬間、びっくりするほどの衝撃が体を突き抜けたのだ。
先生いわく、ここは寝違えに効くツボらしい。すごいなあ。占いみたい。東洋医学の神秘を感じたのはこの部分のみで、あとは非常に西洋的な感じの治療だった。
年とともに眠りが浅くなって早朝覚醒も増えてきたと話をしたら、寝違えが治ったらその辺も見てましょうと言ってくれたので、今から楽しみ。
東洋医学の神秘を感じた1日だった。
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