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化学物質過敏症の私が使えているもの①洗剤

私が化学物質過敏症の最大の急性症状を起こした瞬間は、大手洗剤メーカーの合成洗剤(レノア)で洗濯した衣類を干そうとしたときの揮発成分を吸い込んだときでした。

意識を失い倒れました。

その頃から今まで使えていた洗剤や日用品などのあらゆる微量のにおいで体に反応が起きるようになりました。

最初、何が起こったのか、どうすればいいのかわかりませんでした。

化学物質過敏症とわかるまでおよそ1年間。
すれ違う人や職場の人の柔軟剤や洗剤の臭いで呼吸出来なくなったり、動悸が激しくなったり…
その場をなんとかしのいでもその夜、頭痛がしたりお腹が痛くなったり眠れなくなったり…それが数日続くようになったり…

とにかく次に何に反応するのか自分でも分からずパニックになった経験を何度もしました。


そこで化学物質過敏症を発症してしまったらどういうものを使えばいいのか、実際に私がいま使えているもののリストを作成していきます。
病気はそれまでの生活や考え方を大きく変えなさいというメッセージだと今感じます。
メッセージを受け取ったみなさん、病気になりたくないから予防のために生活を変えたいみなさんの参考になれば嬉しいです。

※人によっては合わないものもあるかもしれません。ご自身のお身体とご相談の上で使う使わないの最終判断をお願いします!!


〈洗剤〉

CMでよく見るような大手メーカーの石油由来の洗剤は危険なものばかりだと知りました(泣)
無香料のものなどいろいろ試しましたがニオイがダメで、一時期は塩と竹炭で洗濯していたこともありました!!
そんな経験を経て辿り着いたのが以下のものです。


セスキ炭酸ソーダ
自然界の鉱石からも採れるものなので
環境負荷が低い物質。アルカリ剤。
洗濯、食器洗い、拭き掃除に使っています。
コスパ最強!!100均一にも売ってます。

環境にも生き物にも優しいと言われる植物油脂由来の洗濯用石けんもいくつか試しましたが、乾燥した後に発生してくる独特な油脂臭がダメで
(;▽;)
(この油脂臭は素材や製法、メーカーによりかなり違いがある模様)

結局、無臭で汎用性の高いセスキ炭酸ソーダに落ち着いています。
洗濯の際に大さじ1杯くらいのセスキ炭酸ソーダを入れてスタートボタン押して洗うだけ。
水に溶けやすくなんならすすぎ1回で済むので水の節約にも!
一石二鳥です\(^o^)/

仕組みとしては、
油脂が酸性 セスキがアルカリ性
中和して油脂が水に溶け出し汚れが落ちる仕組みだそうです。なので油脂が溶けやすくなるお湯で洗うとなお効果的です。


5キロで333回洗濯できる計算!

クエン酸
洗濯後の中和剤および柔軟剤として使っています。
セスキ炭酸ソーダ洗濯だと使っても使わなくてもそんなに手触りが変わる感じはしませんが、梅雨時などカビや雑菌の抑制効果を期待して使ったりします。
水アカ取りなどの掃除にも使ったりします。
食品グレードのクエン酸は飲料にも。

クエン酸は柑橘から精製されたものなので環境に優しいのがなによりも嬉しいです。

重曹
あらゆるニオイ取りは重曹がいちばん!
ニオイが気になるものに直接粉を振りかけ
しばらく置いておくだけでかなりニオイが取れるので重宝してます。

例えばお札が柔軟剤臭いことが多くて扱いに困るのですが、封筒に重曹とお札を一緒に入れて数日置いておくと臭いがかなり取れます(^。^)
毎日使うタオルなどの布製品は鍋に水と重曹を入れて一緒に煮込むことでニオイがスッキリ取れます。

流行りの除菌消臭スプレーを使っていて呼吸困難になったこともあって成分を詳しく調べたら、生き物にとって相当ヤバすぎる有害成分が入ってると知りました…

環境にも生き物にも優しくてコスパもいい重曹で事足りるのに、なんでわざわざ命を削るリスクおかしてまでお金出して市販の除菌消臭スプレー使ってたのか!と思いました。
後悔後にたたず…です。


酸素系漂白剤
セスキ炭酸ソーダ、重曹よりアルカリ性度が強いアルカリ剤。
定期的なタオルや衣類の除菌、食器やふきんの除菌、コップの茶しぶ取り、キッチンの排水口、風呂の排水口のぬめり取りなどに。
月に一回、洗濯槽洗いにも使っています。

ぷくぷくしゅわしゅわ気泡と共に汚れを浮かせてくれるのが見えるので楽しいです(^ ^)


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