ブブゼラ(別名:レパタタ)


ブブゼラとは

ブブゼラとは南アフリカ発祥の金管楽器である。

特徴

素材

ブブゼラの特徴は、使用素材にある。
金管楽器は一般的に金属を用いて作成されるが、ブブゼラは合成樹脂を利用して作成されるものが主流である。

起源は諸説ある。

形状

サッカー応援時に見かけるメガホンを細く長いものにしたようなものがブブゼラである。
なお、一般的なチアホーンよりも長いといわれていて、長さは約1メートル程度である。(つまり、チアホーンよりも音が低い)

ブー(mid2B♭付近)と象の鳴き声のような音が鳴る
音階調節機能は存在しておらず、小さな口に唇を当て、振動させることで音を出している。

起源と歴史

起源は以下のように諸説ある。

  1. 村人を集めるため

  2. キリスト教教会の創始者が使用し始めた

初めは動物の角が使われていたといわれており、
クドゥという黒っぽい色をしたヤギの角やレイヨウ(ウシ科)の角が使われていたといわれている。
(画像は参考文献のサイトを参照)

その後、サッカーの試合の応援で需要があり、アルミニウムやスズ版のブブゼラが開発されたが、危険性や料金の面
からプラスチック製になったといわれている。

サッカーとブブゼラ

南アフリカでは、特にサッカーの試合時に吹き鳴らされることが多かった。
2010FIFAワールドカップではサポータがブブゼラを鳴らして応援している光景が広がってい

危険性

ブブゼラの音は127デシベル以上の音が鳴る。これは、ジェット機の離陸時の音やドラムの音に相当するといわれている。

補聴器会社により設立された財団によると、85デシベルの音に長時間さらされることで難聴が引き起こされる可能性があるといわれており、使用時には耳栓をすることを推奨されている。




まとめ

ブブゼラ:南アフリカ発祥の金管楽器
素材:合成樹脂(主流)
形状:メガホンの細長版
音色:象の鳴き声
音の大きさ:127デシベル(ジェット機の音の大きさ)
使用場面:サッカー応援


参考文献

ブブゼラってどんな楽器? 特定の音を消す技術|テクの雑学|TDK Techno Magazine

ブブゼラ - Wikipedia

ブブゼラ - ブブゼラの概要 - わかりやすく解説 Weblio辞書

角の巻き具合で年齢がわかるクドゥ 一回ねじりで既に成獣 - みきとあそぼう (5miki.jp)

レイヨウ - Wikipedia

デシベルの体感目安一覧!意外と知らない基本に迫る (fromnorth.net)

音の大きさとdB(デシベル)の目安 – Senwisdoms (sengakuhisai.com)


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