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ADHDネイリストの〈3畳〉極小サロン工夫術

初めまして!都内でプライベートネイルサロンをしているshukoと申します☆ 
表題の通り、私が今やっているサロンの場所は3畳ほどの超極小サロン。
そして私は片付けられないで有名な、ADHDであります。(こだわりの強いASDも持ち合わせています)

時間管理苦手、片づけられない。

常に1分1秒を争う時間勝負な仕事で、
とっても細かいパーツや、多くのカラーやアート商材に囲まれている
ネイルサロン。

求められているアートや技術に対し、自分の中で時間配分をししていく。
そしてそれを叶えるため、最も良いパフォーマンスを上げるため
日々、商材の整理整頓やメンテナンスを行なっておくことが必須。

私の特性では致命的に苦手なことばかりです。
やはり、ネイリスト新米の時は特にお客様を毎回待たせてしまったり、仲間に迷惑をかけてしまったりして本当に大変でした。

同期のネイリスト達は「ほど良きところで区切りをつける」、「落とし所をうまく見つけている」のに対して、私はそれが本当に難しかった。
さっさと終わらせて昼休憩に行くこともできるけど、私はラメの一粒までこだわりたい!

「またこだわってんの?」と同期のネイリストによく言われていました。
次のお客様を待たせるリスクを負ってまでこだわる私は、それは不思議に映っていたと思います。

ネイルサロン勤めをして、15年。
かねてから独立したいという思いはありましたが、ある日突然
「店を開きたい!今すぐに!」
とその日の夜にはネイルブックのサロン掲載申請をしておりました。

一度そういうモードに入ってしまうと、もう誰も私を止められません。

何故、特性上苦手分野の多いこの仕事が続いているのか?
それは「好きで情熱があるから」に尽きます。

移り変わりの早いネイル業界は、
新しい情報・技術・商材に溢れています。
新しい物・もっと良いものを探求することが私の幸せなのです。

独立をしてプライベートネイルサロンをOPENする


姉がやっているワインバーの2階部分を借りております。


サロン内。リクライニングソファを所狭しと置いています。


1階バー部分。細いので、2人通れません。

ネイルサロンへは、バーの入り口を通り、階段を上るのですが、
昔ながらの長屋作りのため、とっても細くて高い階段。
うなぎの寝床のようです。
狭すぎる故に手すりが付けられません。


心臓破りの階段

もともと、バーの2階席だったこのスペース、
過去に何人という酔いどれが、転げ落ちたであろうかと
謎に心配してしまうくらいです。

部屋の幅が180センチほど。両手を伸ばすとつきそうなくらいです。
そこに無理やりリクライニングソファをねじ込みました。

以前はテーブル席にしていて、お客様にも椅子に座って頂いて施術していました。

オープン当初のサロン

ところが、フット施術の際は、こちらの椅子にフットカートを付けて
施術していましたが、なんともお客様が窮屈そう・・・

本来であれば、プライイベートネイルサロンであれど
ハンドフットどちらも施術する場合、フット席、ハンド席が
必要です。
そのほうが、機能的にもお客様の体制的にも、ひいてはネイリスト側にとっても
もっともパフォーマンスが高く施術できるからです。

でも2つ椅子を置くスペースはない。
どうやったら、機能性・パフォーマンス・お客様の居心地の良さを
兼ね備えることができるのか?

どうやって最高の設備に変えたのか?
どんな商材を使用したのか?
については次に続きます・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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