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こきりこ節 踊ってみて感じたこと 

1.はじめに

こきりこ節の授業について毎年悩みながら進めています。 リズムに着目して、こきりこ八木節を聴き比べたり、歌声に着目してゆかいに歩けば風のメロディーと比べたりしたことがあります。ただ、どの実践もこきりこ節そのものを心から楽しむんだり、こきりこ節の音楽に没入することはできていなかったなという反省がありました。

そこで、こきりこ節の音楽に没入できるようにこきりこ節の踊りを体験する授業ができないかと計画しています。本記事では、こきりこ節の踊り方や指導方法についてまとめたり、私が踊ってみて感じたことを記していきたいと思います。

2.こきりこ節の踊り方

踊り方は上記の動画を参考にしました。この動画を子供たちに見せるだけでは、踊り方を覚えることが難しい児童も多いと思うので、以下のような「踊りの説明書」を作成しました。

踊り方の説明書

また、こきりこを踊る際に使用する「こきりこ棒の先に白い房」をつけたものを、マジックペンと紙の短冊で自作してみました。それでは実際にこきりこを踊ってみた感想を記していきたいと思います。

こきりこ棒に見立てたマジックペンに、短冊をつくって貼り付けたもの

3.こきりこを踊ってみて感じたこと

自作のこきりこ棒を持ちながら踊ってみたところ、思いのほか短冊の動きが滑らかに動き、「短冊のこすれる音」「ペンとペンを打ち鳴らす音」が、なんだかとても気持ちのよいものに感じられました。また、こきりこ節の音楽がなんだか優雅なものに感じられました。感じ方は人によって様々だとは思いますが、実際に踊ってみることで、ゆったりとしたこきりこのリズムの良さを感じることができたように感じます。この感覚を子どもたちが味わえるような授業をするために、こきりこ棒を自作して踊ってみるのは有効なのではないかと思います。

4.おわりに

上手に踊れるわけではありませんが、こきりこ節の踊り方を調べて、こきりこ棒のようなものを自作していく過程で、こきりこ節を身近なに感じることができました。日本にはこきりこ以外にもたくさんの民謡がありますが、他の民謡も踊ってみたい!と子どもたちが思えるような授業ができればいいなと思います。

先生方は、こきりこ節をどのように授業されますか?一緒に授業を考えていけたら嬉しいです!


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