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中国の京○?復旦大学キャンパス内へ(3週間目)

10月12日(2022年)

やっとついたよ学校…出国からここまで長すぎるわ。
キャンパスに入ると出迎えてくれるのは彼。

光華楼というメインタワー。上海タワーなんて行かなくてもここで十分。

 キャンパスから外に出ようとしたら突然出入り口が封鎖された。中国やばすぎやろ!と思ったが、どうやら時間帯によって消毒する時間を設けているらしい。ちなみにキャンパスの出入り時には必ず学生証をスキャンしないといけない。

寮。大連留学の時はホテルを寮として使っていたので、グレードは大幅にダウン。本当に何にもなかった。完全に1から自分で用意しないといけない。布団もないため、同じ寮のシンガポール人留学生に余った掛け布団をもらった。

Wi-Fiすらないため、授業を受けるためにWi-Fiのある食堂へ。夜の9時を過ぎてもこのようにして勉強をしている生徒がたくさんいた。ようやく、ようやく勉強のモチベーションが出てきた。

マットレス+掛け布団で一日を凌ぐつもりだったが、マットレスにダニがいたため、掛け布団にくるまって寝ることにした。

10月13日(2022年)

寮に着いたばかりでまだバタバタしてる1日

学校内のPCR検査場。中国ではこのように至る所に検査場があり、72時間以内に陰性記録がないと各施設に出入りができなくなってしまう。上海通の日本人先輩曰く、今や連れションの感覚で“連れPCR”が日常化しているようだ。自分のQRコードを見せると綿棒を渡される。10人を1つのロットとみなし、ロットの先頭の人は綿棒以外に試験管が渡され、係の人が10人分の口内を撫でた綿棒を中に浸していく。仮に陽性反応が出た場合、10人のうちの誰かということになるので、該当者の10人は再検査が必要になる。

昨日の検査結果

近くの留学生寮が封鎖されている。陽性者、もしくは濃厚接触者がいたということらしい。6号館のようだが、自分は2号館、いつ自分に降りかかってくるかわからない、一寸先は闇。

便器に座ったら便座シートが割れた。みんな、トイレがぶっ壊れた経験をしたことはあるかい?俺はたくさんあるよ。全部中国で、だ。

中国のオタクが作ったのだろうか。エヴァっぽいが俺はそこまで詳しくないのでよくわからない。

大学のシステムでお金を払うのだが、パスワードの設定のせいで一時的に使い方がわからず支払いができない状態になってしまった。食堂のおばちゃんも「あーもう金はいいから食いな」と言ってくれたので、中国初のタダ飯はこの鸭血粉丝汤(鴨の血春雨スープ)になった。

10月14日(2022年)

VPNの調子が悪くて昨日の投稿ができなかった。ただその代わりTwitterやInstagramを見なくなるので課題が捗るのはメリット。

ようやく念願のロット先頭を体験。まあ特になんてことないんだけども。

渡航日、スーツケースが重くなるのが嫌で、冬服をほとんど持ってこなかったせいで、着る服がなくなってしまった。というわけでこのパーカーを購入。鏡に映しているのに文字が反転していないということは、撮影したものを反転させているということ。

透明な缶って日本ではあんまり見ないけど、流行ってもよさそう。

10月15日(2022年)

コロナ陽性者?濃厚接触者?濃厚接触者の濃厚接触者?が出たとかで食堂で食事ができなくなった(お持ち帰りはできる)。どうやら今日一日だけの措置らしく、明日からは平常営業らしい。

なので朝ごはんの揚げパンと豆乳は外で食べたが、なかなか悪くない。

1元落ちてた。日本で1円玉を拾うのとは感覚が違う。今のレートでは1元だいたい21円なので、「21円玉拾った!」と言わなければならない。

コロナ対策で食堂での食事を封じられようが、このようにして友達と集まって食事をすることは禁止されていない。

はい、明日開催らしい。

日本ではおにぎりをチンして温めることはあまりないが、中国では割と温める人が多い。

いや、海苔じゃねえのかよ

10月16日(2022年)

校内の寮の外に積み上げられているこの水は一体何のためだろうか。ロックダウン対策かもしれない。

水が漏れていても気にしない。

ようやく4日間の校内自主隔離期間が終了したので校外のATMまで行ってきた。大連の時も思ったが、中国のATMは鍵が付いている。というかこれに関しては日本の治安が良すぎるだけなのかも。他の国はどうなんだろうか。

頼むから教えてくれ。どうして中国の犬はリードがなくても大人しく飼い主についてくるんだ。一体何が違うんだ。躾が違うのか。うちの犬は3匹とも絶対にこんな風には散歩できない。玄関を開けて3秒でトラックに轢かれてしまう。

10月17日(2022年)

9時15分にPCRを受けに行ったら9時半スタートだったので近くのベンチで休憩しようとしたらタバコが大量に落ちてた。中国には金色のタバコがあるのか…。

PCRのスタッフは当然例の防護服を着るわけだが、出勤前はこんな感じ。人情味に欠けるロボットのような大白(防護服スタッフ)だが、彼らも本来は普通の一市民なのだ。

上海に来てから初めての出前。食事ではなく、ムヒを買った。学校の門の外にはこのように出前の商品で溢れかえっている。袋には自分の名前が書いてあり、配達ドライバーからもどのように置いたか写真が送られてきた。ぶっちゃけ盗もうと思えば盗めてしまう。

おばちゃんたちに寮の掃除に来てもらった。前日に申請し、午後の適当な時間に来てくれる。1回10元(210円くらい)こういうおばちゃんたちは本当に優しい態度で接してくれることが多い。

10月18日(2022年)

ようやく念願の教室での授業が始まった。教室の前方にこんな感じで監視カメラが…。日本の大学の教室にもあるけど、こんなにあからさまではないよな。

教室のドアには「標準語を話してください」の文字が。上海語などの南方方言は標準語とは全く異なり、該当地域付近の都市以外の人には聞き取ることすらできないため、このような表記がされている。大連のような北寄りの地域では、方言と標準語の差が大きくないため、このような表記は見られなかった。

昼間から大泣きしている人がいた。寝ているわけではない。

居留許可の申請に必要な体格検査の書類が校内の郵便物代理受け取りスペースに届いた。中国は一つ一つの学校や社区(日本でいう団地のようなもの)を単位として捉えており、その中で皆んなが集団で暮らしているところが多い。なのでこのようなスペースが存在している。自分の受け取りバーコードをかざすと自分の荷物を受け取ることができる。

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