顔と表情
先日、5年程前のビジネス手帳を見返す機会があり、ページを捲っていると、手帳の余白に、当時『荒仏師 運慶 (梓澤 要 著)』を読んだとき、文書の一節が気に入り、そこだけ抜き取って、書き取めていたものが見つかりました。
その文書、一見、何気ない文書に思えますが、情景を思い浮かべながら読んでみると、奥の深さを感じます。
その文書は
『 笑うと目尻にくっきり皺が刻まれるが、それがまた表情を豊かにする。笑うことに慣れた顔だとわたしは一目で好感をいだいた。』です。
顔の表情は、その人が歩んできた歴史が刻まれると言われますが、本当にそうかもしれませんね。
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