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後期日程で桜咲く

10年後に塾を立ち上げるという目標を持った現役数学教師です。そのために、まずはnoteで発信活動を始めようという考えにいたりました。昨日に引き続き、受験学年担任である私の本日をお伝えしたいと思います。昨日の記事は浪人が決まった生徒との面談について、お伝えしました。

本日の記事は私立後期日程で合格を掴んだ生徒の喜びの声について、お伝えしようと思います。

大学受験は大きく前期日程と後期日程

大学入試のスケジュールって大体次のような感じです。
★大学入学共通テスト(1月14日・15日)
①私立大学入試
★国公立前期日程個別試験(2月25日)
②私立大学入試
★国公立後期日程個別試験(3月12日)
上のように、共通テストと国公立前期日程、後期日程に挟まれる形で、私立大学の個別試験があります。おおよその生徒が、25日の国公立前期試験を最終試合にし、それまでに合格した大学に入学します。後期日程を受験するのはどんな生徒かというと、
・全敗
・進学を考えるほどの大学には受かっていない(志望順位が低い)
という生徒です。
前期日程に比べ、枠も少ないのですが、出願数の割に受験数が少ないのが後期日程(2期と呼ぶところもありますね。)の特色だと思います。

後期日程での合格は何倍も嬉しい

もちろん前期日程での合格も嬉しいのですが、後期日程での合格はその何倍も嬉しいものです。私のクラスでは、現在2名の生徒が私立後期日程で合格を掴みました。
1人は、全敗で迎えた後期日程でした。後期で受験した大学は、前期では不合格で、その名の通り崖っぷちです。ここでも受からなければ、地方の知り合いのところで働く、というような事を言っていました。夜、電話をかけてくれて、喜びを共有させてもらいました。
もう1人も、1校合格をとっていましたが、納得のいく大学ではなかったようで、前期で落ちた大学を後期日程でチャレンジする選択肢を取りました。お母さんに報告したときに、信じられないくらいの大きな声で「やった!」と喜んでくれたそうです。(お母さんもストレスマックスでしたよね・・・おめでとうございました。。)塾の先生も同じように喜んでくれたそうです。

最後に

学校の中では守られているので、大きな失敗、連続の失敗をする場面が少ないように思えますが、受験は「戦い」ですから、容赦無く倒されます。連敗すると、落ち込み、もうダメだ・・・となるのが普通ですが、この2名は諦めずに本当によく頑張ったと感心します。塾となると、受験が大きな目標になりますし、信じられない緊張感だと思いますが、その分得られる感動も大きいのではないかと思います。

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