『ぼけと利他』を読む(私広告1)

 私は、同年配のおじさん、おばさんと三人でURの物件をシェアして暮らしており、その生活ぶりやらなんやらを『シェアハウス・ロック○○』というタイトルで、投稿している。〇〇は、日付である。。
 我が畏友その2が我らがシェアハウスに遊びに来て、「こういう生活はおもしろいから、どっかに書けよ」と勧めてくれたのがきっかけだ。ただし彼は、「毎日更新すること」という条件をつけた。私はこれを、「更新しないと読まれない」と解釈したのである。
 そこで、途切れないようにとまず暇ネタを書き溜め、これだけあれば一年くらいは持つだろうという分量がたまったところで投稿を始めた。昨年の7月18日がスタートである。
 当初は、シェアハウスの勧め、メリット/デメリット、シェアハウスで暮らすためのノウハウなど、シェアハウス周辺の話題で終始したが、シェアハウスのメンバーであるおじさん、おばさんの紹介になり、私の自己紹介を兼ねた子ども時代の話になり、話題があっちに行ったりこっちに来たりして、いまに至る。
 投稿を開始してちょうど一年になる。そこで、テーマ別になっているようなところを別途紹介してみようかと思いたった。
 というのは、『シェアハウス・ロック○○』じゃ、開けてみるまでわからないからね。開けてビックリ玉手箱でも悪いし。
 で、ある程度まとまったネタの案内をしようと考えたわけである。
 今回はその一回目。
『シェアハウス・ロック』の初めのころに、「シェアハウスでは家事を当番制にしないほうがよく、私は贈与の気分でいろいろな家事をやっている」と書いた。それに対して、我が畏友その1が、「『ぼけと利他』(伊藤亜紗/村瀬孝生)を読んでみろ」と連絡をくれたのである。贈与→利他という連想からだろうか。
 それで読んだはいいが、よくわからない。これほどわからない本を読んだのは久しぶりだった。
 で、難しい授業のノートをつくるように、まず『ぼけと利他』に付箋をつけ、その付箋に沿って抜き書きをし、それを紹介しながら関連することを『シェアハウス・ロック』に書いていった。
・『ぼけと利他』(伊藤亜紗/村瀬孝生)0305
から、
・結局わかりませんでした0327
まで、途中別のことも書いているが、その余計なところは飛ばして読んでくだされば、『ぼけと利他』の紹介、案内、解説etcetcになってはいると思う。
 該当するファイルは、
・シェアハウス・ロック2403初旬投稿分
・シェアハウス・ロック2403中旬投稿分
・シェアハウス・ロック2403下旬投稿分
の3本である。
『ぼけと利他』の全容が、なんとなくはわかるはずである。
 なお、タイトルの(私広告)は、10代のころの私のアイドル、ノーマン・メイラーの『ぼく自身のための広告』のモジり。『私自身のための広告』では長いので、(私広告)と短くした。今後も(私広告)を投稿するつもりである。

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