シェアハウス・ロック0630

【Live】日常雑記・梅雨時編

 フレイル防止のため、2日で一万歩歩くようにしている。1日5000歩だと、日によっては完遂できない日ができてしまうので、妥協策である。もちろん、これは「最低でも」ということであって、なにか用事があれば当然それ以上歩くことになる。
 梅雨時になると、この日課のクリアがなかなか難しい。傘さして散歩なんてできないもんね。
 昨年の梅雨時は、しかたないので最寄り駅近くのビル(一階にスーパーが入っている)に行き、そこの階段を昇り降りした。ただ、これは傍から見るとバカに見える危険性があるので、それを中和するため、そのビルの4階に入っている100均でなにか買い物をした。これも実はなかなか大変で、ついつい日常的な発想になり、「これもついでに買ってくか」などと考えてしまう。歩くために行っているのであって、買い物はバカに見えないためのアリバイづくりなのに、ついうっかり効率を考えてしまうのである。
 人間は習慣の囚人であるとつくづく思う。もっともこれは、散歩そのものにも言えることで、運動のために歩いているのに、「こっちのコースのほうが近い」とか「こっちのコースのほうが楽だ」などと、ついつい考えてしまう。
 ちなみに、4階分階段で昇り降りすると、体感では5000歩程度平坦な道を歩いた感じにはなる。
 メダカは、ベランダに置いてある陶製の水槽(大、中)にいるが、現在「大」には20匹一歳児がいる。「小」のほうは当歳児である。こちらはたぶん50匹くらい。そのなかで3匹だけ、もう年中さん程度のがいる。
 ちょっと前に、発泡スチロールの臨時水槽には200匹程度いて、どうしたものかと言ったが、この臨時水槽の連中は全滅した。臨時水槽1のほうの連中が、どうも少なくなってきたと思ったので、なにか不都合が臨時水槽1にあるのかもしれないと思い、ことあるごとに臨時水槽2のほうへ何匹かずつ移していたのだが、両方ともゼロになった。死骸もほとんど見えない。彼らはr戦略とやらで、やたらに卵を産み、半分程度でも生き残ればOKという人生観なので、多少減るのはこちらも折り込み済みなのだが、こういうケースは初めてである。いろいろ原因を考えてはいるのだが、まだ考えつかない。
 今年はホテイアオイを三波くらいに分けて買った。その第二波のホテイアオイがとても大きくて立派である。小さいほうも、いずれこいつらに追いつくのだろうと当初は思っていたのだが、どうも種類が違うのではないかと、ここ数日は考えるようになった。そう言えば、ヒメ(姫)ホテイアオイという名前をどこかで見た記憶がよみがえってきた。小さいほうは「ヒメ」なのだろう。
 日常雑記といいながら、散歩とメダカしか日常がないのかとお思いかもしれないが、その通りである。なにもない日は、本当になにもない。
 なにもない日を、出来の悪い小学生の出来の悪い作文みたいに書くと、次のようになる。

 ぼくは朝起きてコーヒーを飲み、CDを聴き、パンを焼いて食べました。それからお昼ごはんをつくって食べました。散歩に行ってから夜ごはんをつくり、お酒を飲みながら食べ、それから寝ました。つまらない一日でした。

 出来の悪い小学生と違うのは、酒を飲むところくらいだなあ。

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