自己チューのすすめ　補足

「自己チューのすすめ」というオンラインでの講座について前回お話させて頂きましたが、今回はそれについての補足でもありつつ、個人的な豊かさについてのお話をしたいと思います。

まず前回のお知らせは、いわゆる引き寄せの法則のオンライン講座についてでした。

この引き寄せの法則って昔流行ったような気もしますし、色んな人が色んな方法で発信していますね。

私達がこれについてお話するものは、ビジネス用語で固めたものでもなく、なんとか力学などを理解しないまま引用するなんちゃって科学で固めたものでもなく、どちらかというとスピよりかもしれませんが、かといってキラキラ全開で絶対上手くいくよっていうフワフワしたものでもありません。

スピっていってもかなり広いし、深いですよね。色んなレイヤー、世界観がある。

イメージとしてですが、お伝えしていることは、神社に参拝するときはどういう作法がある？お賽銭入れたらどうする？
みたいなもので、根っこにあるのは自分に向き合う事を中心にすえたスピっていう感じかもしれません。

まぁその言語表現やお伝えしている世界観の表現が、一般的にスピって感じられるものかもしれませんし、基本的な講座では以下のような性質のことをお伝えしているので、スピ分類に入るのかなぁと、私個人では思ったりします。

・今あるものに気付く、感謝する
・祈りや願い方の手順
・自分の願い(生きる上での欲も含めた)の確認
・自分自身にかけた制限(願ってはいけない、望んではいけないなど)について
・叶えやすくするための言動や心構えのようなこと

どうでしょう？
こうやって何を意識するか書き出してみると、そんなに怪しい感じもないですし、みる角度によっては行動心理学や神社での参拝、哲学みたいな風にも見えなくもないですよね。
もちろん、角度によっては何かの宗教にも見えなくもないかもしれません。

これは受け手側が第一に何を好んでいるか、何に嫌悪しているかが第一印象に反映されるかもしれませんね。

なるべくこの辺りはあんまりキラキラフワフワしたスピの印象や、なんでも願いは絶対叶いますとか、欲しいものは全てあなたのものっていう、力技やビジネスライクな感じにも見せたくないので、言語表現や伝えたいエネルギーは結構頑張っているつもりです。

もちろん、キラキラふわふわしたものなどを否定しているわけではないので、そういうのが好きな方は全然それで良いと思います。

あくまで私達がやっている事と伝えたい事を、どういう風に分類、言語表現したら伝わりやすいかな？という視点で補足を書いているだけです。

当然、一応所長の私がこうやって表現している事と、講師担当の方が表現したい事っていうのはニュアンスなどが変わってくると思いますので、それもそれで視点や捉え方が違って感じられるかもしれせん。

根本的なところは重なっているけど、誰もが同じ表現ではないし、違っているところがあるから深みが出ておもしろくなる。
そうやってなりたっているようなゆるふわ引き寄せ研究所の活動です。笑
(ゆるふわっていうのも、無理しない、押し付けない、それぞれの在り方で良いよねみたいな事を表現するとしたら…っていう感覚のもので、スピごりごりを意識したものではありません。笑)

ということで、引き寄せの法則っていうと「ウッ」って抵抗感が出てくる人もいらっしゃったり、何をするか全く見えないって方もいらっしゃると思いますので、私視点での言語での補足でした。

これを読んだ後に前回の講座のご案内をお読み頂くとまた違った見方になるかもしれませんので、まだの方はよろしければご一読頂けましたら幸いです。

さて、続いて私なりの豊かさっていうお話ですね。

正直なところ、今こうやって生きてるだけでも十分豊かだなーって感覚です。

辛いこと、嫌なこと、やりたくないこと、めんどくさいこと、怒りを感じること、悲しいことなどなど…
それらをひっくるめて感じられる心があり、表現できる体がある。ともすればそれらも楽しんでいるふしがある。

なんだかんだ資本主義の中で生きるのも大変だ、やばい働かなきゃっていう生存への恐れも、実はどっかで楽しんでる節がある。

今日も1日生きていた。仕事充実したなーとか、あれ楽しかったなー、嬉しかったなーとか、水が蛇口から出るってやっぱすごいなーとか、そういうのもひっくるめて十分だなって感じもしている。

楽しいことしたいなー、じゃああれ欲しいなーとかっていう欲ももちろんある。それもそれで味わい深い。
実現するにはどうしようかなーを考えるのも、実はどっかで楽しんでいるかもしれない。

そういう諸々をひっくるめて、今を全力(怠けるのも休むのも含めて)でやっている事を豊かだなーって、私は感じる事が多いです。

ここまで来るのに、相当しんどい事もたくさんありました。

現在の境地にやっと来てわかったのは、自分から飛び込まないと知らなかった世界。だけど、それまでに苦しまないとわからなかった事でもあった。
過去の苦しみすら私にとっては予定調和だった。

こんな風になりたい、辿り着きたい、いつか辿り着くというシナリオは、個人個人の深いところで様々なものを持っているのだと思う。

一生気がつかない人生を送る人もいるだろうし、それどころじゃない世界で終える人もいると思う。

ただ、私は私の人生の中で、理想があって、そこに向かって進んでいる。その中で気付いていく。

その私の過程は修行僧みたいなものに感じる事もあるけど、それを選んで生きているのだろう。という感覚も、私にとっては豊かさだと思っている。

私は私、あなたはあなた。みんな違っててもそれで良い。だからこそ世界も豊かになる。

私の願いのひとつは、怒りや悲しみが渦巻く世界ではなく、みんな自分らしく穏やかに、それぞれの豊かさを感じられる世界で平和に生きられるように…という感覚が広がってほしいなーっていう感じです。

なんだか長々と難しいお話になったかもしれませんけど、前回に引き続きでお話したいことでした。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。