色褪せてもまたよし【爬虫類両生類研究所8分室】@へび道/谷中
谷根千の夜店通り商店街から道なりの根津方面へ歩いていくと、へびのようにクネクネとしたヘビ道と呼ばれる通りがある。その道沿いに、あやしげな雰囲気を放つカフェがある。
その名も【爬虫類両生類研究所8分室(はちゅうるいりょうせいるいけんんきゅうしょ8ぶんしつ)】。
店名は小さく扉に取り付けられているだけなので、もしかするとこの店の名を知らずに入ってくる客もいるかもしれない。
ココ、週末のみオープンしているカフェ。
実にこんじまりとしたカフェで、二人掛けテーブルが2卓とカウンター数席のみ。
小さいけれど、席数が少なく、天井が高いせいか、窮屈感はない。
こちらのカフェ、レトロな雰囲気もさることながら、シンボルは入って左手側の壁。
オープン当初はもっと色が鮮やかで、やはり年月とともに色褪せしてしまってはいるが、薄暗い店内とこの色がなんだか落ち着く。
分室ブレンドNo.7:530円
長崎県天草【ぼうし岳珈琲LABO】と考案したブレンドとのこと。
柑橘とキャラメルが融合したかのような味わい。
エチオピア:550円
カップが金継ぎされることで、ちょっとオシャレな感じになっている。
コーヒーは香り華やかで、花のようなバニラのような香りが広がり、おいしい。
久しぶりの訪問であったが、やはりここは落ち着く。谷根千散策の小休止にぴったりな場所だな。
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