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エジプトの朝ごはん【ワールド ブレックファスト オールデイ】@外苑前

世界の朝食が楽しめる【WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールドブレックファストオールデイ)】@外苑前。
2か月に1度国が変わるのだが、今回はエジプト。

毎年夏になると、ちょっとした海外旅行気分を味わいたく、その国のホテルの朝ごはんを食べる感覚でこの店を訪れている。

ダイニングテーブル的な長テーブルが一つあるのみの小さな店舗。
テーブルにはカトラリーと一緒にテーマの国についての説明書が置かれている。


カルカデ:700円

クレオパトラが美を保つために飲んでいたというこちらのドリンク、ハイビスカスの一種の花のガクを煮だしたお茶とのことで、あっさりとした味。

エジプトワイン:800円

エジプトとワインはあまり結びつかないが、歴史は古く、ピラミッドの壁画にはぶどう栽培やワイン造りの様子が描かれているとのこと。

エジプトの朝ごはん+デーツ:1850円+100円

エジプトの主食は「アエージ」という薄焼きパン。イーストを使っていないので、ふっくらとはしておらず、穀物の香りがダイレクトに広がる。

ピタパンのようにパンの間に何か挟んで食べることもできる。

エジプトの国民食であるソラマメを煮込んだ「フール・ミダミス」。
クミン香るとろとろとしたもので、上にトッピングされてる紫玉ねぎやトマトのマリネの酸味がアクセントに。

ゆで卵にはナッツ類のザクザク食感とカレーっぽい食欲そそるいい香りのデュカがかかっている。

ナスのピクルス「ベテンガン・メクハレル」はナスの間にピーマンとパプリカが詰まっている。
さっぱりとして気温の高い季節にぴったりな味わい。

ゴマのペースト「タヒニ」をかけたコロッケ「ターメイヤ」。

コロッケと言ってもパン粉をまとっていないが、外側はザクザクっとした食感。カットすると中は鮮やかな緑色。パクチーの香りがクセになる。

トマトと白チーズのディップ「ギブナ・ビ・トマーテム」は先に出てきた料理のどれとも相性よい。

アエージにフール・ミダミスとこのディップを合わせて食べるとこれまたうまし。

アンチエイジング効果のあるデーツはこれまたクレオパトラが食したフルーツと言われている。

なんとなくイメージでエジプト料理はクセがあって口にあわないんじゃないかと思っていたりしたが、クミンとレモンベースの味付けということもあってか、想像していたよりも口馴染みよく、おいしい朝ごはんであった。

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