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【ATELIER KOHTA 虎ノ門店】のピスタチオと杏のパフェ

2020年6月に開業した虎ノ門ヒルズビジネスタワー3階に展開する虎ノ門横丁は、これまで多店舗展開をしてこなかった東京の名だたる人気店が集結したエリアである。

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この日は、偵察がてら足を運んでみたのだが、以前よりチェックしていたカウンターデザートの【ATELIER KOHTA(アトリエコータ)】が出店しているではないか!
ちょうどおやつタイムということもあり、待ち列に加わってみることに。

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アトリエコータと言えば、クレープシュゼットやモンブランカシスが有名であるが、この日はパフェで攻めてみたのだが、まぁ映える映える。

(右)ピスタチオとあんずのパフェ:1400円
(左)マスカットのグラスロゼ:1590円

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好物のピスタチオとあんずではあるが、これがどう組み合わさるのか興味があり注文したのだが、その美しさに見入ってしまう。

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普通であればグラスの中にすべての具材が収まっているところ、グラスの上にチュイル(薄焼きクッキー)を挟むことでまるでアクアリウムや苔テラリウムのような世界観を創り出している。

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チュイルの上には濃厚なピスタチオクリームとあんずのシャーベットにピスタチオとホワイトチョコのクランチなどが乗り、直前に作られたばかりの飴細工が飾られている。

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一旦、チュイルはお皿へと移し、グラスの中を味わうことに。

ピスタチオのアイスクリームにはピスタチオが散りばめられているのだが、ピスタチオの紫の皮がボタニカル度を高める。
そして、ピスタチオは視覚の効果だけでなく、味、香り、食感においてもその存在感を発揮。

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さらにスプーンを進めると、キュンキュンと酸味が効いたあんずのソルベ、さらにあんずのコンポートが現れ、ピスタチオクリームのまったりとして濃厚な味わいとあんずの甘酸っぱい組み合わせが、一体感をなす。

とは言え、ピスタチオの存在が大きいせいか、あんずの香り自体は飲み込む頃に広がってくる感じではあるのだが。

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途中、先ほどお皿へ移したチュイルをグラスの中へ投入したのだが、このチュイルが薄くパリパリとした食感で、香りよく、とてもおいしい!

グラスの中に入れてしまうとチュイルはクリームやソルベの水分を吸いやわらかくなってしまうが、それでも香りの高さは活きている。

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見た目が美しいデザートはイマドキ珍しいわけではないけれど、組み合わせとして(個人的にはお初であったわけだが)チャレンジでありながら、相対しているからこそのバランスが取れていて、感服した。

つづく


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