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日本人のクチに合うフレーバーティー【ムレスナティー】@神楽坂

神保町の路地に秘密基地的に店を構える【ディゾン(記事こちら)】で飲んだムレスナティーのハーブティーがおいしく、調べてみたら、神楽坂に店舗があるようだったのでお茶しに行ってみた。

ティーポットが目印の紅茶専門店【The Tee Tokyo supported by MLESNA TEAザ・ティートウキョウ)】。ここはスリランカの最高品質の紅茶に日本の風土や水そして日本人の繊細な舌にあったテイストを加えたフレーバーティを飲むことができる。

こちらのお店、ちょっとおもしろいメニューがある。TEA FREEと呼ばれるそのメニューは100種類以上あるフレーバーティが滞在中にランダムに注がれていくシステムで、茶葉は選べないが、いろいろと試飲をすることができるのだ。言うなれば有料試飲といったところか。

ウェイティングリストに名前を書くために店内へ入ると、あま~い香りに包まれる。

縦長の店内は入って左手側が手前は物販スペースとなっていて、それ以外はカフェエリアとなっている。
1時間以上待っただろうか。名前を呼ばれ、席に案内される。

席に着くと早速、『パステル色のおたんじょう日』というメルヘンな名前がついたラズベリー、ブルーベリー、ストロベリーを使ったアイスフレーバーティが出される。

そしてメニューの説明をされる。先に記した有料試飲的なティーフリーというメニュー以外にもロイヤルミルクティーやティーソーダなんかもあるが、基本、ムレナスティーを使ったドリンクメニューとなり、コーヒーなどはない。

また、ドリンク以外のメニューとしてはホットケーキやサンドウィッチなんかもある。今回はティーフリー単品(1000円+税)と究極のホットケーキとティーフリーのセット(2200円+税)を注文してみる。

1杯目は『ベリーバースデー』。メロン、ラズベリー、ホワイトピーチのブレンドでメロンの香りがほんのりと先に広がる。

カップがカラになると、次のフレーバーティが注がれる。

2杯目はアップル、ピーチアプリコット、サワーサップのブレンド『完熟リンゴ』。甘い香りではあるが、飲むとりんごのさっぱりさが感じられる。

3杯目は『オリエンタルバカンス』。ストロベリー、ジャスミン、マンゴーのブレンドティー。ジャスミンの香り広がるが、味わいマンゴーとジャスミンが華やかな一杯。コレ、今日一のおいしさ。

4杯目は『白桃とチョコレート』。紅茶にチョコレートってどんなん?と想像つかなかったが、飲んでみると、紅茶とチョコレートの味がちゃんと感じられる。

究極のホットケーキ

高さのあるホットケーキは、ホットケーキと言うよりは外側は今川焼のような質感。バターとホイップクリームが添えてある。

ふわっとやわらかなホットケーキとは違い、密度のある、ちょっとむっちりとした食感。

ホットケーキ用にソースが用意されていて、一つはアールグレイを煮詰めて作ったものと、ソースと一緒に運ばれたシチリアの塩と併せて食べるのがおススメと言われたキャラメルと、ホイップクリームと相性がよいベリーの3種。

個人的には、ソースは特にあわせなくても、単品でいけるホットケーキであった。

6杯目は『檸檬アールグレイ』。レモン、アールグレイ、オレンジのブレンドティーはアールグレイの胡椒のようなスパイシーさとレモンの酸味感が特徴的。

7杯目はストロベリーとメープルの『花いちご』。香りはメープルの甘さがくるが、飲むとストロベリーの爽やかさが広がる。

8杯目はブドウのすっきりとした香りの『アイスワイン』。
9杯目はアップル、キャラメル、レモンの『ありがとうBLEND』。

10杯目はアップル、サワーサップ、メープル、ヨーグルトをブレンドした『はちみつリンゴ』。
11杯目はローズ、ホワイトピーチ、ピーチアプリコット、ローズペタルのキレイになれそうなブレンドの『薔薇と桃』。

12杯目はホワイトピーチ、メロン、ストロベリー、サワーサップのブレンド『花桃』。
13杯目はカカオとジャスミンの意外な組み合わせの『カカオジャスミン』。
飲んでみると、香りはカカオ控えめで、ジャスミンメイン。

ラスト14杯目は他の席にサーブされていて気になった『ヨーグルトとレモン』で飲み止めw。ヨーグルトを紅茶に合わせるその発想。ヨーグルトの味は特にしないが、さっぱりとしているので、アイスティーによさそう。

1杯が2~3口で、味わいも異なるのでたくさん飲んだ感はないのだが、フツーに紅茶を注文していたとしたら、4~5杯分はしっかりと飲んだのかな。

どれも渋みなく、香りも主張しすぎることないので、いろいろと飽きずに試すことができた。

こちらのお店、混雑時以外は時間制限がないようなので、時間が許す限り、自分好みのフレーバティーを探しに足を運ぶのもいいかもしれない。


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