あんぱんでお馴染み木村屋總本店の新業態【キムラスタンド】@巣鴨
JR巣鴨駅の改札外に店を構える【キムラスタンド(きむらすたんど)】。店名ロゴはどこかレトロさ感じる書体ではあるものの、ポップさも感じる店構え。
おばあちゃんの原宿と言われている巣鴨にあって、若い女性が店に次から次へとやってくる。
新業態とは言え木村屋總本店の店ということで、あんぱんを軸にはしているものの、ノーマルなこしあんぱん、つぶあんぱんだけではなく、フルーツを併せたものや、形もキューブ型にしたりと新しさを感じる。
また、ボリュームあるサンドウィッチだけでなく、種類は多くないが総菜パンも揃えている。
こちらのお店、2021年6月10日の「カンブリア宮殿」で放送されたのだが、その中で、思わず足を運びたくなるような商品がいくつか紹介されていた。
一番食べてみたかったのがコロッケサンドだったのだが、この日は残念ながら売り切れ。ということで総菜パンとあんぱんをそれぞれ何種類か購入。
厚みあるサンドイッチは、手が汚れないようなラッピングとなっている。
ジューシーメンチカツ:320円
厚みあるメンチカツは玉ねぎの香りも広がり、衣も厚すぎることなく、ソースの味が良い。フツーのキャベツではなく、紫キャベツっていうのもイイ。
ダブルハムカツ濃厚ソース:320円
ハムカツは厚めのハムが贅沢に2枚。
こちらはキャロットラペが挟まれていて、サクサクした食感を残し、さっぱりさもプラス。
四角い焼きそば:270円
トップに紅ショウガが乗ったこちらのパン。
なんと中には焼きそばが詰まっている!
マヨネーズが入ることで少し酸味が加わり、飽きさせない。焼きそばは細めで食感よし。時折もやしがシャキッとアクセントに。
パンはクロワッサン生地だがしっとり系ゆえ食べていてポロポロ崩れず、コッペパンの焼きそばパンよりも食べやすく女子ウケしそうだが、いわゆる昔ながらの焼きそばパン好きにはオシャレにまとまりすぎと感じるかもしれない。
ひとつでおなかいっぱいにはならないけど、小腹を満たすには十分なボリューム。どこか懐かしくもある総菜パンだが、昔食べたそれよりも見た目も味も洗練されてうまい。
とろけるカレーナン:290円
そんな中、ずばぬけてデカいサイズのパンがこちら。人気1位のポップあり。ナンというだけあり、焦げ目こそないが色白で、パン粉はついているが焼いている、ちょっと不思議なカレーパンならぬカレーナン。
中のルーはとろり。みじん切りの野菜がたっぷりで、日本人好みなルーの味。パン生地はナンとは違うけれど、軽くトーストして、バターを塗ったら、ナンにルーをつけて食べている雰囲気は楽しめるかもしれない。
揚げていないが、ルーの味がしっかりとしているので、食べた感もあり、フツーにうまい。
あんぱんも従来の形とは少し異なる。
こしあんぱん:200円
人気2位のこしあんぱん。みっちりとしっかりと練られたこしあんが詰まっている。こっくりとした味わいで、中央の桜の塩漬けがいい具合に効く。
さすがあんぱんの木村屋總本店。
チーズクリーム:210円
結構人気なのか、最後の1個だったので買ってみたw。
こちらもたっぷりチーズクリームが詰まっているのだが、まるでチーズケーキのような味わい。
あんずあんぱん:230円
今回購入した中で特においしかったのがコレ。
あんずの香りと酸味を効かせた白あんが香りよくうまい!
トッピングのあんずもしっとりとし、あんずを堪能できるあんぱん。
木村屋のあんぱんと言うと、銀座木村屋総本店の少し強めに香る独特な酒種の香りが好きで、あえてそれを購入することはあっても、木村屋總本店のあんぱんをあえて購入することはここ何十年となかった。
しかし、今回、「カンブリア宮殿」の放送をきっかけにこちらの店に足を運び、本当に久しぶりに食べたが、銀座木村屋総本店に求めるあんぱんとは異なるものの、あんずあんぱんはそれに負けないおいしさであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?