見出し画像

THE 昭和の喫茶店【喫茶白鳥】@小岩

23区内にあって、未だ昭和の雰囲気が残る江戸川区小岩。その代表格の一軒がJR小岩駅南口すぐ、地蔵通り商店街入口に建つ2階建てビルに店を構える【喫茶白鳥(はくちょう)】。

2階へと続く階段前には食品サンプルが並ぶショーケース。
その横には「全席喫煙可能」の張り紙。

ショーケースにはナポリタン、ピラフ、豚生姜にクリームソーダとレモンスカッシュ、そしてプリンアラモードなど喫茶店の王道メニューが並ぶ。

店内は喫煙可ということもあり、クロスの色が薄茶色に変色しているが、ソファーの色といい感じで同化。

窓の形は味気ない四角ではなく、アールがかっていて、

それに合わせたかのようにところどころアーチ状のものが施されていて、実はちょっと洒落た造りだったりする。

客層は様々で、地元の年配客は想定内だが、昨今の昭和レトロブームの影響か若い世代の女子なんかもいたりする。

テーブルにはもちろん灰皿がセットされている。
メニューのまる文字が昭和度を高める。

モーニングタイムとランチタイムはセットメニューあり。
ランチセットはサラダとスープにコーヒーか紅茶がつき、最初にドリンクが運ばれる。


ナポリタンランチセット
:950円

フォークはナプキンで包まれている。

スープはコンソメ。
サラダはフレンチドレッシングがかかっている。

ナポリタンは玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム、ベーコン入り。
ケチャップが効いている。


ピラフランチセット:950円

ピラフと言っても、バターを入れてごはんを炊いたものではなく、中華味ではないチャーハンタイプ。
若干味にばらつきありも、本物の昭和の雰囲気というアドバンテージがあってか、許容範囲。


プレスサンド(ハムとタマゴ):720円

ランチセットではない場合、ミニサラダがつく。

外側にたっぷりとマーガリンが塗られているので、サクッとした食感で、パンもやわらか。少し塩気の効いたタマゴサンドな感じがイイ。

ここは、喫煙可だったり、ナポリタンやピラフが食べられるというだけではなく、スプーンやフォークに紙ナプキンが巻かれていたり、テーブルがゲーム台だったりとまさに昭和の喫茶店の姿を残した貴重な一軒である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?