![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51336080/rectangle_large_type_2_67f0e6265f04fbd7f8a3847db04d13f2.jpg?width=800)
ごちそうそうめん【そうめん そそそ 〜その先へ〜】@日比谷OKUROJI
新橋ー有楽町間の高架下に誕生した日比谷OKUROJIにあるそうめん専門店【そうめん そそそ 〜その先へ〜(そうめんそそそ)】。
ここでは三大素麺の一つである小豆島の素麺が食べられる。
そうめんの白に相対するかのような黒を基調とした店舗はちょっと大人空間。
そうめん専門店と言っても、ただ、小豆島のこだわりそうめんを出す店と言うよりは、飲みも可能な店のようで、つまみメニューも充実。
入ってすぐの場所に立ち飲み、立ち食い可能なスタンディング用のテーブルがあり、席が空くまで、ウェイティングバーとしても利用できるとのことだったので、先に始める。
イチローズモルトアンドグレーンホワイトラベルのハイボール:1056円
お通しはごま油香る塩昆布キャベツ。
九条ネギポン酢:715円
なんてことのないつまみだが、九条ネギは香りよく、うまいな。
シンプルに出汁で味付けされており、カリッと食感の油揚げが食感のアクセントに。
定番 つけそうめん:880円
空気の澄んだ瀬戸内海の寒風が吹き寄せる極寒の季節に、宵仕込み・天日干しした、昔ながらの二日製法で作られた素麺は白く輝き美しい。
まずは何もつけずに麺を味わってみたが、そうめんでありながら感じるコシに驚くとともに、そうめん自体の味が良いのがよくわかる。
薬味はねぎ、ミョウガ、生姜、塩、オリーブがあり、まず塩とオリーブオイルで食べてみるように勧められたので、試してみる。
小豆島と言えば、オリーブも名産。それもあってか、塩とオリーブオイル合わせもうまい。麺にコシがあるので、極細パスタのカッペリーニのようでもある。
続いてめん汁で食べてみる。
めん汁は味が濃いわけではないのだが、たまり醤油を使っているからか、甘味とコクあり。しかし、決して重さはなく、かつおの香りもしっかり広がり、いい味だ。
ねばとろそうめん:1375円
具は納豆、おくら、とろろ、黄身、かつおぶしに大葉など。
汁は先ほどのつけそうめんのめん汁とは異なり、透き通っていてあっさりとしてる。
黄身をつぶして全体をよくまぜる。
納豆、おくら、とろろとねばねば食材なので、全体をきれいに混ぜるのは少々大変だが、ここでよーーく混ぜたほうがよりうまい。
ふわふわねばねば食感の中に、時折バリバリっ、バリバリッと音がする。
きゅうりにしてはいい音だと思ったが、それもそのはず、いぶりがっこが入っていたのだ!(パッと見、しいたけだと思っていたw)
コレ、いいねぇ。ほんのり広がる燻した香りもよい。
そうめんって、食欲のない夏の昼に、とりあえず食べる的な印象であったが、島の光は他のそうめんとは一線を画すうまさ。
麺類が食べたい気分の時、そうめんという選択肢は今までなかったが、このそうめんであれば、選択肢の一つに入れたい。そんなそうめんであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?