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ジョリオのスイーツ道

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おいしいスイーツを探しにあっちこっちおさんぽ中
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#旅行

古民家で寛ぐ【VMG CAFE】@佐原/千葉8

香取街道と小野川が交差する忠敬橋の袂にある趣ある中村屋商店は1855年(安政2年)の建物で、明治時代より、雑貨や金物などを販売していた商店。 現在はかつての商家町、佐原全体がひとつのホテルとみなし、4つのホテルが点在する佐原商家町ホテルNIPPONIAの一つとしてリノベーションされ、一階の一角にカフェラウンジ【VMG CAFE】がある。 土間の部分がカフェになっていて、1階はテーブル席の他、ソファー席があり、ゆったりとしている。 また、1階にある金庫や箱階段は実際に使わ

あんこたっぷり【元祖今川焼 さのや】@観音/銚子6

【魚料理常陸(記事こちら)】を後にし1907年(明治40)創業の【元祖今川焼 さのや】へ向かう途中、味のある建物が目に留まる。 近くに寄ってみると、【磯角商店主屋】と言うことで、国の重要文化財に指定された建物のようだ。 案内板によると、磯角商店は1940年(昭和15)に廻船問屋を創立、開業したことから始まるようで、こちらの建物は1953年(昭和28)に建てられたようだ。 鯛が踊っている懸魚や波を模したと思われる鬼瓦であったり、 二階の欄干には帆掛船がデザインされ、港町

祇園の隠れ家【ZEN CAFE】@祇園四条/京都

祇園と言えば、京都を代表する観光スポットの一つということもあり、人、人、人・・・と多くの観光客で賑わっている街であるが、ちょっと脇に逸れると、静かな雰囲気のよい路地があったりする。 そんな路地にある【ZEN CAFE(ゼンカフェ)】はここが賑やかな観光地の一角であることを忘れて、京都のいい時間を過ごすことができる。 こじんまりとした店内には箱庭に面したカウンター席の他、テーブル席が数卓ある。 おひとりさま用の席も2卓あり。 ここは大人数で訪れるというよりは、少人数で訪れ

素朴で温かな【粟餅所・澤屋】@北野白梅町/京都

北野天満宮の門前に店を構える、江戸時代創業の【粟餅所・澤屋(あわもちどころさわや)】。 ちょうどお茶時間ということもあり、店の前には行列ができているが、回転率はよく、さほど待たずして店内に案内される。 カウンターで注文。支払いは後払いとなる。 紅梅:500円 握りたてというのか、丸めたてというのか、ほんのりあたたかな粟餅はあんこときなこの2種が盛られている。 やさしい甘さのなめらかなこしあんともっちもちで少し粒を感じる粟餅。 きなこは香りよく、こちらも粟のぷちぷち

あずきも生地もおいしい【どらやき 亥ノメ】@北野白梅町/京都

龍安寺を後にし、嵐電で北野白梅駅へと向かう。次なる目的地は北野天満宮前に店を構える【粟餅所 澤屋】であったのだが、通りを挟んだ脇道に、行列ができているのが目に留まる。 【どらやき 亥ノメ(いのめ)】 どらやきの種類は豊富で、定番のあずき以外にも宇治の濃い茶や黒糖、季節もののりんごや京都水尾のゆずを使ったもの、甘納豆の斗六屋(とろくや)とコラボした白花豆など、あずきと濃い茶以外はバターやクリームチーズなどを併せ、イマドキなラインナップ。 あずき:220円(税込) 一つず