適応障害になった話し

3年前までは仕事を頑張ればいいと思っていました。

頑張れば頑張るほど昇進する。
社内でも社外でも人脈ができて地位が上がっている気がしていた。
新入社員の女の子にもちやほやされる(笑)なんで何も疑わなかったのか、今になって思うと本当に不思議。



気付いたら明らかにキャパオーバーな量を抱え込んでいた。
仕事量は1年前の倍以上になったが人を回してくれるわけではない。
会社の一番の稼ぎ頭の部署なのに、何で誰も助けてくれないのだろう。
上司に相談しても見て見ぬふりをするだけ。
毎日仕事に追われ、不安で不安で次第に眠れないようになってきた。
精神科に受診し、薬を処方してもらっても効かない。
眠れなくて気が狂いそうだった。


そんなとき職場でのストレスチェックを受けた。
結果は産業医に相談してほしいとこのと。
これで会社も私が置かれている状態を分かってもらえる。
人を回してもらえる、若しくは業務量を減らしてもらえる!

…ぬか喜びだった。
1ヶ月待ち、2ヶ月待ち、3ヶ月待ち…
何も変化はなかった。
処方される薬の量だけがどんどん増えていく。

主治医からはこれ以上強い薬を出すより休職した方が良いと言われた。

ここまで頑張ったから業務をこの状態で投げ出したくない気持ち半分、
ほっとした気持ち半分という心情ではあった。

上司に休職を申し出たところ、

「もうちょっと頑張れ」


続く


#適応障害 #不眠 #自分語り

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