社会人になっても、今の自分にとって最適な環境を求め続けた先に。
####はじめに
はじめまして、2月1日よりMNTSQ(モンテスキューと読みます)のマーケティングチームにジョインした佐々木と申します。
この記事は、キャリアに迷っている20代の方に向けてのものです。私は新卒入社で働いていた会社では一定の成果を残せていたものの、このままこの会社に所属したままでいいのか分からず、何がやりたいかも分からず、環境を変えた方がいいのかどうか悩みっぱなしでした。
しかし、あるタイミングで真剣に自分の人生を生きようと決意し、紆余曲折を経て現在MNTSQで働いております。
この記事をたまたま読んでくださる方の時間を無駄にしない為にも、今回のお話は
今後の生き方について迷い中の20代の方。
人生を真剣に楽しく生きたい方。
好きなこと・楽しいことと仕事は両立できるのかと考えている方
の方に向けての話が中心となっています。
読んでいただいた後には、
新しいことにチャレンジしてみたい方にMNTSQはピッタリ!
自分からトライすることで面白さは見えてくる!
社会人になっても、今の自分にとって最適な環境を求め続けたい!
ときっと感じていただけるのではと思っております。
###これまでの経歴
私は2017年に新卒で栗田工業株式会社に営業として入社しました。
非常にニッチな業界の会社で、業界を大・中・小と分類するとき、大業界だと機械 ・設備系、中業界分類だとプラントエンジニアリング。小業界分類だと産業用水処理の会社となります。
主に半導体・電子部品関連のお客様の大型投資案件を担当し、私立文系の私にとっては暗号にしか聞こえない計算式、化学記号に苦しめられながらも、2年目から半導体業界や電子部品業界を中心に、多くの世界シェアNo.1製品を保持する企業との大型案件を任せてもらうなど、一定の成果を残すことはできておりました。
日本を代表する企業の役員や役職者の方と、必死になって進めていった案件を受注できた時は飛び跳ねる程嬉しかったですし、それが実際に建設され、竣工後に日経新聞の記事になった時は感動ものでした。
成長環境としても、常に顧客の為に何ができるのかを考え、そのためにはどんな労力も厭わないという体育会系の会社でもあったので、まだまだ社会人として未熟だった自分に基礎力が備わったのは、1社目での経験と諸先輩方のおかげかなと思っております。
##転機
しかし、コロナ禍で状況が一変します。
それまでは同じ会社でキャリアを続けようとも十分考えていました。が、コロナ禍で生活環境が一変し一人で考える時間が増えたのをきっかけに、自分の人生ってこのままでいいのか?と漠然と悩み始めたのです。そこで大量に本を読んだり、色々な方に相談をしました。そして最終的に転職を決意したのは下記の本に出会ったからです。
長くなってしまうので詳細にはお話できませんが、上記の本から学んだことは3つです。
人生は長い。特定の会社に“就社”するのではなく、“就職”するべき
自分の得意なことに注力し、楽しい&輝けるかを追及したい。
具体と抽象化の概念。言語化、自分ごと化することの大切さです。
#人生は長い。特定の会社に“就社”するのではなく、“就職”するべき
そうなんです。人生がとても長いということをそれまであまり考えていなかったんです。今が楽しければいいやと本気で考えていました。つまり刹那的に生きていたんですね。
そんな自分にもあと長くて80年も健康寿命があるかもしれないと気づいてしまったのです。
栗田工業では定年が60歳。しかしその後40年もあるじゃないか。60歳になった時の給料も大体分かるから、どれくらい稼げるかも分かる。ただ退社後40年間も暮らせるだけの能力と金銭的余裕が自分にあるのか?と不安になってきました。
そうこうしている内に、良い会社だけどこの会社にずっといるのが正解なのか?。そもそも自分は本当は何がしたいのか?どう生きていきたいのか?と真剣に考えるようになったのです。
#自分の得意なことに注力し、楽しい&輝けるを追及したい。
自分の当時の置かれた環境を整理すると以下の通りです。
典型的な私立文系大学生だった為数学がとても苦手。
毎日のようにmolの計算だったり、化学式を解いたりしなくてはいけない環境
同期は私の半分以下の時間で計算を終わらせ、次の仕事に取り組んでいく。
結果として自分の得意領域で戦っていないことに対する違和感、敗北感がどんどん増していった。
要するにすごい苦手なことばかりしていたんですね。先に言っておくと、苦しかったですが学んだことは多かったですし間違っていたとは思っていません。しかし、効率は悪いなと思っていました。“”苦しかった時の話をしようか”で著者の森岡さんが記しているように、“”自分の苦手なことで人より秀でることはない”っていう今まで目を逸らしていた事実に直面したのです。
#具体と抽象化の概念。言語化することの大切さ。
上記のようなことを言語化できたのが、メモの魔力を読んで実際に2年続けてみた、ある事象に対して具体と抽象を整理し、抽象化した事実を自分ごととして落とし込むメソッド。
これを続けることで、本で得た情報や普段の生活で見聞きした内容を自分ごとに落とし込む精度が上がっていきました。
自分のやりたいこと、魅力を感じるものは何か?それらと現在の自分と理想のギャップは何か?これらを一つ一つ地道に時間をかけて整理することで、今の自分にとってやるべきこと、中長期的にどう生きていきたいのかが言語化されていったのです。
結果として自分は新たな環境に飛び込んでみたいと思うようになりました。
##社会人になっても、今の自分にとって最適な環境を求め続けるべき。
コロナ禍で幸か不幸か得られた余暇は、出身大学のリベラルアーツ教育を経て得た教訓を思い出させました。
リベラルアーツとは、幅広い分野の知識を総合的に学ぶことを重視する教育の一種で、単一の専門分野に焦点を当てるのではなく、自然科学、社会科学、人文科学などの多様な分野から学生が幅広い知識を習得できるようになっています。
以上が定義としてのリベラルアーツですが、私はその教育を通して以下が最大の教訓だと考えています。
“本気で試してみて初めて、好きか嫌いか、向いているかどうかが分かる”です。
大学入学当初、私は国際関係学を専攻し、国際連合の職員を目指していました。
しかし、最終的に専攻したのは公共政策。さらに言えば、一番好きだった学問は美術でした。このような経験からも興味を持ちやすいものと、自分が本当に好きなものは必ずしも同一ではないと気づきました。
私の社歴においてもこの話は当てはまります。栗田工業に入社したのも高校時代に東日本大震災を経験した経験があったからです。
インフラやエネルギー系の企業は、今後も数多くの天災から逃れることはできない日本において、非常に社会貢献性が高いと考えていたためであり、決断に後悔はありません。しかし、実際には自分にとって“最適”ではなかったのです。
改めて自分にとっての今の“最適”を真剣に考え始めた時、自分にはまだまだヒリヒリする環境での成長が必要だと考え、SaaS業界に挑戦しようと思いました。
優秀かつ自分が好きになれそうな人達と一緒に働ける
成長フェイズにある会社で得られる経験
掲げるミッションへの強い共感
上記を考慮して私は現在、3社目のMNTSQに行き着いております。
###自分からトライすることで面白さは見えてくる。
私は転職活動をした結果、MNTSQに出会いました。この会社では何でもやれるし、やってもいいけれど重い責任が伴う環境です。
自分は今まで、
大企業向けのフィールドセールス
中小企業向けのインサイドセールス
というキャリアを経てきました。営業として約6年のキャリアを経てきた自分にとってマーケティングという職種に挑戦することは非常にチャレンジングでしたが、やはりトライしてみる価値があるなと率直に思えた組織だったのです。
まず代表である板谷の熱量がすごい。そして社員には現役弁護士がいたり、外資系コンサル出身がいたり、とにかく優秀かつ、熱量がすごい方だらけです。
ここで結果を出せるように必死に頑張って結果を出して成長にコミットしたい。楽しく仕事をしたいと感じました。
私は年齢としては来年で30歳を迎えるので、イチプレイヤーとしてだけでなく、より大きな責任を担えるようにならなくてはと考えています。
そうなった時にMNTSQはピッタリの環境でした。ドキュメント文化とissue raiseの責務に象徴されるように、自分で考え、自分で行動することが弊社では当然のこととして求められます。
非常にプレッシャーが大きいですが、成長するためにここまで理想的な環境はないなと考えております。
(詳細は組織が行動指針を明文化するプロセス - どこまでもオープンさとドキュメントにこだわるMNTSQの場合と私たちがなぜ働くか - MNTSQからの答えをご覧ください。弊社のカルチャーと働き方が記されています)
これからも自分にとってヒリヒリする環境に身を投じ続け、会社の成長にコミットしながら自分も楽しく仕事をしていきたいと考えております。
####まとめ
自分自身を知れば、何をしたいか、何を目指したいかが明確になります。そして新しいことにチャレンジすることで、自分自身の好みや適性が見えてくることがあります。
これらの経験が、自分自身の成長につながり、人生をより豊かに、充実したものにしてくれるのです。
そしてそれは、自分の努力だけではなく環境がとても重要です。
私にとってはそれがMNTSQでした。あなたにとってMNTSQが“最適”かは保証できません。それでもそうなる可能性に賭ける価値はあると思います。
あなたがもし一歩踏み出そうとしているならそのきっかけになれば幸いです。
もしご興味があれば、カジュアル面談にぜひ応募してみてください。
様々なバックグラウンドをもったメンバー方々があなたをお待ちしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?