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ジョーカー@妄ツイ
2024年5月15日 21:32
〇〇(4歳)「あやちゃん、おいで〜。」あや(0歳)「んむぅ。」小さな彩は〇〇に抱えられてそのまま布団に2人で倒れ込む。4歳の〇〇の小さな体の上に、さらに小さな0歳の彩が乗っかる形に。〇〇(4歳)「かわいいね〜。あやちゃん。おにいちゃんだよ〜。」あや(0歳)「んにゅぅ!」〇〇(4歳)「おにいちゃんだってわかってくれてるのかなぁ。えへへ〜。」そしてそのまま…。「○○〜、
2023年12月10日 22:39
○○「よいしょっと…」先生から言われた資料を運ぶ僕。手がキツくなってきたので持ち直す。真夏の今日、この資料の束を運ぶのは苦痛でしかない。言うまでもなく長い長い廊下にはクーラーがない。しかしこれは日直の業務であり、僕の横では同じように資料を運ぶ女子がいるのだが…。○○「あ…じゃあ岩本さん、この辺に置いてもらって…。」岩本「ん…。」岩本蓮加。同じクラスで、外見も良い。
2023年11月23日 22:29
俺が彼女と出会ったのは、高2の春だった。俺は次のコンクールに出す絵のアイデアが浮かばず、キャンパスを抱えながら校内を彷徨っていた。放課後の校内というのは、9割近くの音が運動部の声か吹奏楽部の音楽だった。2年にもなり完全に聞き飽きたそれらは、俺の中で、ただけたたましいという印象だけが残り、静かに絵を描く俺の作業を邪魔する雑音でしかなかった。音楽室から遠ざかり、吹奏楽部の音声が小さくな
2023年7月19日 22:00
私は今日、多分、彼氏と別れる。というのも、彼に非があるわけではない。多分日があるのは私の方、なのかもしれない。わからない、思い当たる節はない。でも、最近気付いた彼のある兆候から、私が何かしたのかも、彼はもう私を嫌いになったのかも、と思うようになった。それも最近に始まったではない、付き合ってからずっとそうだと気付いた。もしかして、最初から好きだったのは私だけだったのかな。
2023年4月30日 14:31
空が橙色に染まり、今にも日が落ち夜が近づいている事を知らせる夕刻。剣道場から一つの足踏みをする音と声が聞こえる。やっぱり。道着で来て正解だった。覗いてみると、案の定音の正体はあいつだった。○○。小中高と一緒で、いわゆる、幼馴染。そして、私と同じ剣道部に所属している。私は、6歳までは関西にいたから方言があるけど。彼は額に玉のような汗をかきながら、それらを全く気にせ
2023年3月28日 23:46
僕は今、空港にいる。もうすぐ遠くへ行ってしまう彼女の絢音を送り出すためだ。---------数日前のことだった。家で一緒に飲んでいた時のこと。僕は2人で食べたご飯のお皿を洗っていて、彼女はテーブルに腰掛けて俯いていた。絢音「ねぇ、○○君。」○○「ん?どうした?」すると、伏し目がちに彼女が言った。絢音「私ね、今度留学しないかって話が来て…。」○○「…えっ?」