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志乃ちゃんと英国王のスピーチ 

この2つを聞いてピンと来た方は「吃音」に関心か悩みがあるのではないでしょうか??

そうです。
この2つの共通点は映画のタイトルで吃音をテーマにしていることです。

どちらもAmazonプライムビデオの対象ですので視聴していただけたらと思います。


この題材を記事にすることは
この私自身が吃音だからです。
恐らく吃音でなければ記事には98
%しないと思います。


まずはじめに
吃音に迷った方は

九州大学 
吃音ドクター菊池先生


先生も吃音なのでYouTubeで見てみませんか?

先生の外来は数ヶ月先まで予約一杯だとか。それほど有名なドクターです



私の体験

 小学5.6年の頃、授業で発表して間違えたのが原因で人前で話すのが段々と怖くなったと思います。

私の特徴として、吃音を隠そうとして

・早口になる
・最初の音が聞きにくい
・言葉を言いやすいものに言い換える


今はゆっくり話すと改善されてるとは思います。

ただ一つだけ、
最後の「言い換える」ですが、言い換えられないものには大苦戦してます😭


 それは、「名前や地名」ですね。
頭でわかっているけど、
喉に鍵かかかったような感覚で最初が出てこないです。。。

 難発生吃音


・過去の失敗を思い出す
・未来の予期不安
・相手が待つあの独特の沈黙

これらが主な原因で滑舌よりかは、脳の仕組みだと言われています。

私は片方の耳を塞ぎ静寂を消して耳の音に集中して話すようにしています。


 有効な治療法や改善方法は確立されておらず、吃音克服しました」と謳う本や情報商材には注意した方がいいです。

 残念ながら、その人は克服してもあなたに当てはまるかとは限りません。

まずは先程の菊池良和先生の
「吃音の世界」を一読してからでも遅くはありません。


私が一つだけ取り入れているものは、

「エアフローテクニック」です。

このテクニックは19世紀から使われています。
最新ではないのですが、人の脳の仕組みやストレス耐性などはそんなに変わっていないと思うので私は取り入れています。
(個人の判断てお願いします)

プレッシャーやストレスが空気を肺に取り込むのを妨害します。

ここで、
話す前に肺に空気を吸い込むことを思い出させ、声帯の緊張を和らげる効果かあります。

具体的には

1.空気の流れを確認
2.最初の言葉をゆっくり出す
3.休息、間をとる


恐らくプレッシャーがかかってる時は頭でわかっても空気の流れが良くないと思います。


吃音の有名人

バイデン大統領(アメリカ)
チャーチル首相(イギリス)
ハメス・ロドリゲス(サッカー)
ニコール・キッドマン(女優)
ブルース・ウィルス(俳優)
ジョージ・スプリンガー(大リーガー)
タイガー・ウッズ(ゴルフ)
エド・シーラン(歌手)
スキャットマン・ジョン(歌手)


細田守(映画監督)
田中角栄(首相)
徳川家光(第三代将軍)
白洲次郎(実業家)
丹波哲郎(俳優)
木の実ナナ(女優)


海外は誰もが知る有名人が多いですよね。
つまり、吃音があっても夢を叶えているということですね。

一人でも気になった方がいたら調べてみてはどうでしょう?



映画で印象に残ったフレーズを


英国王のスピーチより
「怯えているんだ、自分自身の影に」


志乃ちゃんより
「私は私を嫌いになる」


どちらもよくわかります!
「心理的に安全」が確保されたら話ができるけと、少しでも不安が頭によぎれば話できなくなります、


どちらの映画も当事者と周りの反応はリアルでもっと知ってほしいと心から願います!!!!



私は
①大きな声の知人に帽子をかぶってその人になりきる

②感情を手放して感謝する

③鼻から息を吸い腹に溜めて口から吐く


最後に、
ジョージ6世夫人より

「ステキな吃音、
幸せになれそう」

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