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その人も戦っている、で充分だと思う。

最終的には全ては程度の問題に置き換えることができる。そして規定するのは自分自身であって、規範ではない。
規範は記号へと、もしくは文脈へと変質していくのだから。

われわれは用いる。
ただ、必要として用いるのと、惰弱を助長するために用いるのとは異なる。
程度の問題、として逃げるようなものではないはずだ。

呪物は何もしない。それなら家に銅鐸を並べればいい。令和製の手作りの銅鐸でよい。心の中の銅鐸でもよい。失わないのならそちらのほうが良いかもしれない。

死んだ人も心に残れば生きる、というのなら、忘れてしまうあなたは(わたしは)人殺しなのだろう。

心を持つ、というのは必然として戦いなのだから、当たり前のことなんかではないのだけどな。





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